大豆ともち麦で未来の食を学ぶ!親子料理教室レポート
2026年7月20日、大阪の食と住まいのショールーム「hu+g MUSEUM」で開催された「おやこ料理教室」には、ミシュラン料理人・割烹「玄斎」の上野直哉氏を講師に迎え、16組34名の親子が参加しました。このイベントは、農林水産省が推進する「楽し味プロジェクト」の一環として行われ、未来の食を親子で学ぶ貴重な機会となりました。
2050年の未来のごはんとは?
特別授業
イベントの中で行われた特別授業では、「2050年の未来のごはんは何か?」というテーマが取り上げられ、大阪・関西万博でお目見えした『未来のおにぎり』を使ったクイズ形式の授業が行われました。このおにぎりには蒸し大豆ともち麦が入っており、健康と環境に優しい食材が注目されました。授業を通じて、日々の食生活が地球や自分自身にどのように影響を与えるか、親子で考えるきっかけが与えられました。
健康と環境に関する課題
この『未来のおにぎり』には、以下の3つの課題を解決する要素が備わっています。
1.
健康課題:1食で摂取可能な食物繊維は5.3g、たんぱく質は6.7g。大豆を使うことで、特に不足しがちな食物繊維が手軽に補えます。
2.
畜産業や環境問題:大豆の生産に必要な水資源量は牛肉の約1/8、温室効果ガスの排出量は約1/85と、非常に環境への負荷が低い食材であり、持続可能な選択肢です。
3.
地域活性化:もち麦の栽培が進む兵庫県加東市では、地域飲食店との連携や食育活動に取り組み、農業の持続可能性が高められています。
実践的な調理体験
授業後は、上野氏が「だし」の引き方や、伝統食材を活かした調理法をデモンストレーションしました。そして参加者は「未来のおにぎり」や蒸し大豆入りハンバーグなど、実際に料理を作る楽しさを体験しました。
メニューには、
- - 未来のおにぎり:蒸し大豆ともち麦の混合おにぎり
- - 蒸し大豆入りハンバーグ:肉を減らし、ヘルシーなおかずに
- - 具沢山けんちん汁:本格的な出汁と根菜がたっぷり
- - 豆ふるると白玉のデザート:グリーンティのソースをかけた技ありスイーツ
実習後、参加者の皆さんからは満足の声が寄せられ、料理の楽しさを十分に感じてもらえた様子が印象的でした。
参加者の感想
参加した子どもたちは「ハンバーグがめっちゃおいしかった」「おだしと豆を使った料理が最高だった」と次々に感想を述べてくれました。また、保護者からも「豆料理が簡単だと分かり、教室を楽しめた」との声があり、調理経験が子どもたちの食に対する意識を変える良い機会になりました。
担当者のコメント
担当者は「子どもたちが蒸し大豆の美味しさに驚き、自ら味わう姿が印象的でした。今後も大豆やもち麦の素晴らしさを伝え、親子での新たな食体験を提供していきたい」と話しました。
この教室は、現代に欠かせない「選食力」を育成する場ともなり、食を通じた家族の絆を深めるきっかけになったことでしょう。これからの未来の食卓を考える上で、社会や環境にも配慮した食を選んでいくことが大切です。