ウィーン少年合唱団来日70周年、日本公演の魅力
世界中で愛されるウィーン少年合唱団は、2025年に来日70周年を迎えます。「天使の歌声」として知られるこの合唱団は、525年以上の歴史を誇り、ユネスコの無形文化遺産にも登録されています。日本とも長い関係を築いており、1955年に初めて日本を訪れて以来、今も多くの人々に感動を与えています。
来日70周年の特別な公演
今年、4月27日に松戸での公演を皮切りに、全国各地で合唱団の歌声が響き渡ります。ウィーン少年合唱団は70年間、世代を超えた愛情を受けており、この特別な年にふさわしい内容が盛りだくさんです。特に、シュトラウス2世の生誕200周年を祝うプログラムも用意されており、音楽ファンには見逃せないイベントが目白押しです。
シュトラウス2世生誕200周年特別プログラム
シュトラウス2世はウィーンのワルツ王として知られ、合唱団のレパートリーには欠かせない作曲家です。ツアーでは『美しく青きドナウ』や『皇帝円舞曲』など、シュトラウスの名曲を特集する「シュトラウス・フォー・エバー」というプログラムが展開されます。日本で愛されるこれらの作品を、ぜひ聴いてみてください。
特に5月23日に行われる大阪・関西万博での特別コンサートでは、モーツァルトが使用した楽器を使うなど、貴重な体験ができること間違いなしです。
聴こう!さらに楽しむウェルビーイングタイム
また、昨年大好評だった「住友生命ウェルビーイングタイム」というイベントも実施され、カペルマイスターの指導のもとで発声練習やリラックスプログラムを体験できる機会が設けられます。コンサート前のひとときを利用して、音楽との一体感を感じてみましょう。
多彩なプログラム
ウィーン少年合唱団のこの日本ツアーでは、【A】【B】の2種類のプログラムが用意されています。プログラムAは「ぼくたちの地球 そして未来へ」と題し、自然や未来に向けたメッセージを届けます。大正の名曲『ゴンドラの唄』など、日本でも親しまれている作品も演奏される予定です。
一方、プログラムBは「生誕200年記念 シュトラウス・フォー・エバー!」で、シュトラウス2世の名曲を中心に、多彩なアレンジが楽しまれます。誰もが知っている名曲も盛り込まれ、会場を盛り上げます。
どこで聴けるの?
全国で20回以上の公演が予定されており、特設サイトでは日時や詳細が随時発表されます。東京オペラシティでの公演も含まれ、多くの音楽ファンが集うことでしょう。
ウィーン少年合唱団の歌声を生で体感できる貴重な機会。この機会を逃さず、ぜひ足を運んでみてください。天使の歌声が心に響く瞬間をお見逃しなく!