子どもの参加を重視した全く新しいキッズデザイン賞がスタート
特定非営利活動法人キッズデザイン協議会は、第20回キッズデザイン賞の応募を2026年3月2日から5月12日の13時まで受け付けます。この賞は、2007年の設立以来、子どもの安全や健やかな成長を促進する優れた製品やサービス、空間、研究などを顕彰しています。
キッズデザイン賞リニューアルの背景と目的
20周年を迎えるにあたり、キッズデザイン賞は大規模なリニューアルを実施します。新しい目標として、「子どもが自ら次の社会を築く参加をする」、「感性や創造性が豊かになる環境を提供する」、「安全で安心に過ごせる日常を実現する」、「誰もが子育てに参加しやすい環境を整える」ことが掲げられています。リニューアルの結果として、既存の部門に加え、「子どもの参加・参画部門」が新設され、4部門へと拡充されます。この新部門は、子どもたちを中心に社会や未来をデザインすることを目的としています。これにより、地域や組織の変革を促す革新的な製品やサービスが評価されることになります。
応募の詳細と新しい受賞基準
今回の応募は、保育用品や玩具、文具、家電、生活用品に加え、アプリケーション、ICT、地域活性化に関連したプロジェクト等、多岐にわたります。また、審査委員会が新体制となり、多様な分野からの専門家が参加することで、作品の評価が一層多角的になります。特に、内閣総理大臣賞などの各大臣賞は、テーマごとに優れた作品を選出する形に見直されます。これにより、受賞作品はより明確に評価されます。
フィードバック制度の導入
また、第20回からは受賞に至らなかった作品にもフィードバックを提供し、5段階評価に基づく改善点を示します。これにより、応募者は次回に向けて作品をさらに向上させるための参考にすることができます。
メリットと受賞プロセス
キッズデザイン賞に受賞することで、多くの特典が得られます。例えば、iF DESIGN AWARD 2027への応募登録費用が免除される他、受賞した作品はキッズデザインマークを使用することができます。さらに、公式サイトやSNSでの紹介、各種展示会でのプレゼンテーションも行われる予定です。
参加と応募の可能性
エントリー料は66,000円(税込)で、特定非営利活動法人単独の応募や調査・研究カテゴリーに提出された場合は、条件により減額される可能性があります。また、昨年の参加と同じく、作品の質を高めるための取り組みが続けられます。
発表会と杉浦太陽氏の登壇
2月19日には「キッズデザイン賞20周年・リニューアル発表会」が東京・大手町で開催され、特別ゲストとして俳優の杉浦太陽さんが登壇しました。彼は自身の子育ての経験を踏まえたうえで、新しいアイデアとして「4WAY抱っこ肩車紐」のコンセプトを提案。子育ての変化や将来のデザインに期待を寄せていました。
このリニューアルを通じて、キッズデザイン賞は今後ますますの成長と進化を遂げ、子どもたちが参加する社会を目指していきます。今後の応募を通じて、皆さんの創造的なアイデアが子どもたちの未来にどのように貢献できるか、ぜひ考えてみてください。