男性向け妊婦体験会を実施
BABY JOB株式会社が先日、大阪にて男性社員を対象に妊婦体験会「MommyTummy」を開催しました。このシステムは、妊娠中の重さや胎動、体温を疑似的に体験できるもので、参加者は妊娠の大変さやその素晴らしさを実感しました。イベントは来る大阪・関西万博に向けた準備の一環として行われ、企業としての社会的責任を果たす取り組みとなっています。
妊婦体験「MommyTummy」とは
「MommyTummy」は、妊娠初期から臨月までの体験が可能なシステムです。腹部に温水を注入し、胎児の成長に伴う重さや温かさを感じることができ、内部のバルーンによって胎動までも体感できる仕組みになっています。この体験を通じて、参加者は実際の妊娠の苦労や喜びをリアルに感じることができました。
参加者の声
体験会に参加した従業員からは、様々な感想が寄せられました。「とても重くて、身体的な負担が大きいと感じました。妊娠中の女性が感じる苦労を理解できた」と語った30代のパパは、パートナーの妊娠を理解する上で大切な学びとなったと言います。また40代の参加者は「温かさや胎動など、とても驚きが大きかった」と振り返り、今後は妻に寄り添うことの重要性を再認識したことを明かしました。
別の30代のパパは、ズボンを自力で履くのが大変で、「お腹が圧迫されるだけでなく、体力を消耗することに驚いた」とのこと。最後に40代の参加者は、「お腹に手を当てて胎動をシェアしていたつもりだったが、実際にはその感覚が全く異なった」と体験を通して新たな気づきを得たと話していました。
この体験会の背景には、企業として妊婦への理解を深め、より子育てに寛容な社会を実現していくという目標があります。BABY JOBは、母親の大変さを理解した男性たちが日常生活で積極的にサポートする姿勢を養うことを目指しています。
子育て支援サービスと「手ぶら登園」
BABY JOBは、妊婦体験以外にも子育てをサポートするさまざまなサービスを展開しています。その一つが「手ぶら登園」です。このサービスでは、保育施設での紙おむつとおしりふきを使用できる日本初のサブスクリプション型サービスとして、多くの利用者に好評です。保護者はおむつを持参する必要がなくなり、保育士もおむつの管理負担を減らすことができます。2019年から始まり、現在では5100以上の施設に導入されています。
さらに、保護者代にとっての負担を軽減するため、「お昼寝用コットカバーサブスク」や「食事用の紙エプロンと手口ふきサービス」も開始しています。
まとめ
BABY JOBは子育て支援を通じて、全ての親が楽しく育児を行える社会を目指しています。妊婦体験会は、その取り組みの一環であり、参加者が妻の妊娠をより深く理解する手助けを行うことが期待されています。これからも出産や育児に関する新しいサービスや活動に注目が集まることが予想されます。