新しい教育の形『Real Days』
2026年2月、東京・晴海に新たな形の不登校支援スクール『Real Days』が開校します。そして、このスクールは、サッカースクールを運営するGFMが手がけます。ここでのモットーは「身体を動かすと、心が動く」です。現代の教育環境において、学びを拒否する子どもたちが増えている中、彼らが安心して活動できる場所を提供することが目的です。
開校の背景
文部科学省の調査によると、小中学校における不登校の子どもたちの数は増加傾向にあります。教育への関心を失った彼らを支援するため、GFMは既存のフリースクールの殻を破り、身体を動かすことの重要性に着目しました。特に、都市部においてはこうした活動を行うための環境不足が課題です。そこで、晴海にある専用のクラブハウスとグラウンドを活用し、身体を動かし、多彩な経験を通して「生きるエネルギー」を取り戻すための環境を整えました。
『Real Days』の特徴
1. 高規格な施設と圧倒的な開放感
活動の拠点は、東京湾岸に位置するGFMのクラブハウスと専用グラウンドです。ここでは、広々とした人工芝のグラウンドを利用し、教室にとどまらない自由な運動が可能です。また、木の温かみを感じるクラブハウスは子どもたちの「居場所」として、安心感を提供します。
2. メンタルケアに特化した身体アプローチ
指導者は、長年にわたり小中学生の指導を行ってきた経験豊富なスポーツコーチたちです。彼らは「教える」だけでなく、共に身体を動かしながら心の緊張を和らげるサポートを行います。今後、心理学やアートの専門スタッフとも協力し、多角的なメンタルケアを提供予定です。
3. 体験重視の独自カリキュラム
『Real Days』では、五感を使った「Play(運動)」、「Create(創作)」、「Connect(対話)」を中心にしたプログラムを用意。例えば、サッカーや鬼ごっこといった運動のほか、アート活動やフリートークを通じて、子どもたちの自己表現を育みます。また、多言語の導入により、外国語学習への興味も引き出します。
一日の流れ
『Real Days』のカリキュラム例を見てみましょう。
- - 9:00〜9:30: 登校時間に余裕を持てる設計。
- - 09:30〜11:00: フィジカルアクティビティでは、サッカーや鬼ごっこなどを通じて体を動かします。
- - 11:00〜12:00: クリエイティブワークでは、工作や自然観察を行い、自分自身を表現します。
- - 12:00〜13:00: ランチ&フリートークでは、仲間とのコミュニケーションを通じて社会性を育みます。
- - 13:00〜: 選択プログラムでは、興味のある分野に触れる時間を設けています。
未来の展望
『Real Days』は単なる教室ではなく、スポーツを通じた不登校支援の新しいモデルを提案しています。将来的には全国展開を目指し、より多くの子どもたちに新しい学びの場を提供し続けていく予定です。
スクール概要
- - 名称: 都市型オルタナティブスクール「Real Days」
- - 場所: 東京都中央区晴海4-6-5
- - 開校日: 2026年2月3日
- - 対象: 小・中学生
今後の不登校支援に期待が寄せられています。体験プログラムも実施中ですので、ぜひご参加ください。