浜名湖の新たな魅力を体験!VR海底探検
静岡県浜名湖で、子どもたちが大興奮のVR海底探検が始まりました。この特別イベントは、浜名湖体験施設「ウォット」で開催され、春休みを利用して新たな海の魅力を体験する機会となっております。参加者は、VRゴーグルを装着し、普段は見ることのできない海底の世界へとただいま出発!
浜名湖デジタルマップの仕組み
浜名湖が抱えるアマモの減少などの問題に対処するため、一般社団法人静岡UPは浜名湖の上空からグリーンレーザーを使って測量し、詳細なデジタルマップを作成しました。この測量を可能にするのが、特別に装備された大型ドローンです。ドローンは高度50メートルの空から海底を精密に計測し、陸上からは見えない海の下の世界を明らかにします。
測量の利点
グリーンレーザーは水中を透過し、海底の形状を精確に捉えることができるため、これまで知り得なかった詳細な地形情報を提供します。点群データとして生成されるこのマップは、将来的に浜名湖周辺の利用者にとって大きな助けとなり、災害時の復旧作業にも役立つと期待されています。
VR体験会の詳細
この春休みイベントとして行われたVR海底探検体験会には、約70名の親子連れが集まり、特に小学生たちは「本当に海の中に潜ったみたい!」という声を上げて大喜びでした。体験は1日限定の特別企画で、浜名湖体験施設ウォットの2階に展示されているデジタルマップの近くで行われました。
体験会の概要
- - 日時:2025年3月28日(金) 11:00~14:00
- - 会場:浜名湖体験施設ウォット
- - 所在地:静岡県浜松市西区舞阪町弁天島5005-1
- - 料金:高校生以下無料、大人320円
- - 開館時間:午前9時から午後4時30分
- - 休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始
このVR体験を通じて浜名湖の魅力がより多くの人に伝わり、環境保護への関心が高まることを期待しています。また、浜名湖のデジタルマップは随時公開中で、地域の住民や観光客にとっても価値のある情報源となるでしょう。
プロジェクトの背景
この取り組みは「日本財団の海と日本プロジェクト」の一環であり、浜名湖の環境保護と海を愛する心を育む活動が進められています。静岡UPは、未来の世代に美しい海を引き継ぐため、今後も子どもたちと共に様々な取り組みを続けていく方針です。
詳しくは公式サイトをご覧ください:
http://shizuoka.uminohi.jp/