コロナ後の働き方が変わる!
近年、コロナ禍の影響で私たちの生活様式が一変しました。特に女性にとっては、家事や育児と仕事を両立させる「ワーママ」という立場において、ワークライフバランス(以下WLB)の取れ方が大きく変わったというデータが明らかになっています。この変化を明らかにするため、株式会社オノフが実施した全国の女性を対象とした調査を基に、アフターコロナのワーママ事情をレポートします。
調査の背景
調査は2025年2月1日から3日まで行われ、対象は全国の20代から60代の女性で、子育て中の方や子供のいない方が選ばれました。この調査は2,267人の有効サンプルをもって、女性の働き方と意識の変化を掘り下げています。特に適応力が求められるワーママたちのワークライフバランスがどのように推移しているのかが焦点です。
仕事とプライベートのバランスはどう変わった?
調査における全体的な傾向として、コロナ前後で仕事とプライベートの時間の割合が変わってきています。コロナ禍では、仕事に極端に偏ったり、逆にプライベートを過度に優先したりする傾向が顕著でしたが、アフターコロナでは両者が均衡を保つようになったと報告されています。特に子を持つ家庭では、仕事とプライベートが5:5の割合が最も多かったとのことです。
一方で、子どもを持たない既婚女性は、仕事に注力するスタイルから移行し、自分のプライベートを重視し始めたことが伺えます。
変化の背景にある「子どもとの時間」
特に重要な結果として、「家族との時間が増えた」ことが挙げられます。子どもが13歳以下の家庭では、家族で過ごす時間が増加し、WLBが改善されたと答える割合が高くなりました。また、子どもと向き合う時間も増加し、その点がWLBを良く感じる要因として挙げられました。
逆に、「家族と過ごす時間が減った」という理由でWLBが悪化したと感じるワーママも存在し、特に仕事に偏重した層は、この傾向が強く見られます。
今後の展望
アフターコロナでは、子どもの年齢により家族との時間の重要さが異なるため、今後の働き方においては柔軟性が鍵となっています。家族との時間を確保しつつ、働く環境を整えることが求められるでしょう。今後の調査結果にも注目が集まります。
最後に
このように、アフターコロナにおけるワーママのWLBには大きな変化がありました。引き続き、どのような施策がビジネスの場でも、家庭でも必要となるのか、私たちママたちは常に考え続けるべきです。今後もこのテーマに関連した調査が行われる予定ですので、興味のある方はぜひ資料請求してみてください。