グロービス経営大学院、英語MBAプログラム新入生の門出
2025年度のグロービス経営大学院の英語MBAプログラムが、9月7日に東京校で盛大に入学式を迎えました。この度の入学者数は141名、そして出身国は39カ国と、全体のスケールとしては過去最大です。参加学生は、全日制フルタイムとパートタイム・オンラインに分かれ、国内外の多様な背景を持つ人々が集まっています。
プログラムの多様性と国際性
グロービス経営大学院の英語MBAプログラムには、29カ国から83名の学生がパートタイムとオンラインのコースに、さらに22カ国から58名が全日制フルタイムのコースに入学しています。特に欧州、アメリカなどからの留学生が増加している一方、インドネシアといった新興国からの入学生も目立ち、その国際的なコミュニティが形成されています。
学長からの励ましのメッセージ
学長の堀義人氏は入学式において、新入生への熱いメッセージを発信しました。「自らのパーソナル・ミッションを追求し、人生の意味を見出してください。志を持って臨むことで、どんな困難も乗り越えることができるでしょう。」この言葉は、新たな挑戦を始める学生たちにとって大きな励みとなることでしょう。
入学生のスピーチに耳を傾ける
入学生の中から代表の3名がそれぞれの思いを述べました。アメリカ出身のCameron Gibson氏は、グロービスでのコミュニティ創りのビジョンを共有。「喜びにあふれ、互いに理解し合える場所を目指し、自分自身もその一端を担いたい」と話し、参加者に協力を呼びかけました。
一方、日本出身の奥村祥三氏は、急成長するAIやテクノロジーに対するビジネススキルの必要性を指摘。「テクノロジーの本質はその利用法であり、私はクリティカルシンキングやフレームワークを学ぶためにグロービスを選びました」と語りました。
パキスタン出身のHinza Asif氏も、自身の決意とプログラムでの成長への期待を寄せました。「この旅は学問だけでなく、友情を育む場でもありたい。変化の激しい時代でリーダーとして成長する決意です」と述べ、自らの挑戦に向けた意気込みを語りました。
多様な背景を持つ学生の共演
今年入学した学生たちは、オーストラリア、中国、フランス、南アフリカなど、生まれ育った文化背景が異なる皆さん。彼らは新しい価値観や視点を持ち寄り、プログラムを通じて互いに影響を与え合うでしょう。これにより、グロービス経営大学院はますます国際的な教育機関としての地位を確固たるものにしていきます。
テクノベート科目で未来を切り開く
教育プログラムの一環には、テクノロジーとイノベーションをテーマにした「テクノベート科目」があり、時代の変化に適応する能力を養う役割を果たしています。学生たちは、AIやロボティクスを駆使したビジネスイノベーションの方法を学ぶ機会が与えられ、将来のビジネスリーダーとして職場での影響力を強化していきます。
東京校で提供される英語MBAプログラムは、各国から集まった学生が一堂に会する唯一無二の場であり、そこでの成長は彼ら自身の未来だけでなく、より広い社会へも影響を与える可能性を秘めています。このプログラムを選んだ彼らは、自らの道を切り開く準備が整いつつあるのです。
グロービス経営大学院は今後も、次世代のリーダー育成に向け、最先端のカリキュラムと環境を提供し続けることでしょう。