子供たちの未来を育む家計講座
横浜市の菅田地域ケアプラザにて、一般社団法人NTSセーフティ家計総合研究所が主催する家計講座が開催されました。この講座は、小学5年生から中学3年生を対象に、お金の大切さについて学ぶことを目的としています。講師にはカウンセリングセンターの長でもある有田宏美氏が務めました。
講座の概要
3月25日、参加した子供たちはまず、お金に関するクイズを通じてお金の大切さや、最近増えているキャッシュレス決済について学びました。楽しみながら知識を深める形式で、子供たちの理解を促す素晴らしいスタートとなりました。
実践的な学びの場
講座の後半では、参加者が自分で考える機会を持ちました。「今夜は君がシェフ」というテーマで、カレーを作るための材料をスーパーで調達するという実践的なワークショップに取り組みました。具体的には、以下のようなシナリオが与えられました。
1. 材料費が制限なしの場合にどれだけの費用がかかるか。
2. 予算制約がある場合に、どの材料を削減しなければならないか。
3. おつりが自分の小遣いとして戻ってくる場合、自分ならどう使うか。
このように様々な状況を考え、それぞれの選択肢について意見を出し合うことで、子供たちはお金を使うことが単なる行動にとどまらず、しっかりと考えなければならない重要な事柄であることを実感しました。特に「場面分け」を導入することによって、異なる条件下でどのような判断が求められるかを理解したのです。
グループワークで共有する気づき
次に、子供たちはグループで意見を交換しました。課題は以下のような質問です。
1. 友達から「ガチャをするためにお金を貸して欲しい」と頼まれたらあなたはどうするか?
2. 友達と出かける際、友達が財布を忘れてバス代を貸してほしいと言った時、どう思うか?
これらの課題を通じて、多様な視点から意見を出し合い、答えを模索する姿が見受けられました。この経験は、自己判断力やコミュニケーション能力を育む貴重な機会となりました。
未来のための金融教育
今回の講座を通じて、参加した子供たちはお金を使うことがどのように思考や生活の知恵に結びつくかを実感しました。お金の扱い方を学ぶことは、ただの知識を得ることだけでなく、将来の生活における生き抜く力を育むことにもつながります。
より詳細な資料については、
こちらから確認できます。
また、講演や取材に関する問い合わせを希望される方は、上記の情報をもとにご連絡願います。お子さんにとっての未来をより良くするため、このような貴重な学びを活用していきましょう!