未来を描く力を育む「ドリームマップ授業」
NPO法人こどものみらいプロジェクトゆめドリは、全国の公立小中学校で1万人の子どもたちに「ドリームマップ®授業」を届けるため、クラウドファンディングを始めました。この授業は、自分の夢を描くための手助けをすることを目的とし、家庭環境や経済状況に関係なく、全ての子どもたちにチャンスを提供しようとしています。
現在、私たちの社会では、子どもたちの自己肯定感や精神的幸福度が低いという現実があります。2023年の「World Happiness Report」によれば、日本の子どもたちは先進国の中でも幸福度が47位となっており、これは改善が必要な深刻な問題です。
特に、2020年にはユニセフによる報告で、先進38か国中、精神的な幸福度が37位とほぼ最下位に位置づけられています。いじめや貧困といった社会問題が影響を与え、多くの子どもたちが「自分には夢がない」と感じている現実があります。
しかし一方で、自己肯定感が高く、夢を持って挑戦する子どもたちも存在します。その差はどこにあるのでしょうか?この疑問を解消するべく、ゆめドリは「ドリームマップ授業」を通じて、自己発見と夢の具現化を促し、主体的に行動する力を身に付けさせようとしています。
ワークショップ型の「ドリームマップ®授業」
この授業では、子どもたちが自らの好きなことやワクワク感を大切にし、それを基に将来の夢を描くプロセスが展開されます。ワークショップ形式で行われることで、仲間たちとの交流が生まれ、意見を交わし合う中で認め合い、支え合う関係が築かれます。自分の夢を語り合うことで、「一人じゃない」という安心感が得られ、仲間と共に未来を手に入れる希望が育ちます。
実際にドリームマップ授業を受けた子どもたちが描いたマップには、彼らの未来への期待や希望が詰まっており、その生き生きとした表情は私たちの力強いモチベーションとなっています。
クラウドファンディングの必要性
「ドリームマップ授業」を無償で全国の公立小中学校に提供するためには、1人あたり2,500円の経費が必要です。これを元に、年間1万人の子どもたちに授業を提供するためには2500万円の資金が欠かせません。しかし、YumeDoriの現状の資金では全ての子どもたちに授業を届けるのが難しいため、クラウドファンディングを実施することを決定しました。
目標金額は2,500,000円で、プロジェクトは2025年3月31日まで続きます。支援を希望される方は、専用サイト(https://yumedori.or.jp/lp01/)から寄付を行うことができます。あなたの協力が、未来の子どもたちに大きな影響を与えるのです。
まとめ
代表理事の三輪裕子は、「ドリームマップ授業は、15万人以上の子どもたちが体験し、多くの成功事例を生んできた」と話します。経済や家庭環境に左右されることなく、夢を持つ力と実現に向けた行動力を養う活動は、今後の社会全体を明るく照らす未来にもつながります。
ぜひ、私たちの試みにご賛同頂き、多くの子どもたちに夢を描く機会を提供するための支援をどうぞよろしくお願いいたします。