グロービス経営大学院が卒業式を開催
2023年5月11日、東京都千代田区にあるグロービス経営大学院で2024年度のMBAプログラムの卒業式が行われました。この日に卒業したのは、東京、大阪、名古屋、仙台、福岡、そしてオンラインを含む合計1,022名の卒業生です。これにより、グロービス経営大学院の累計卒業生は日英合わせて1万人を突破しました。
累計卒業生数の増加
グロービス経営大学院は2006年の開学以来、数多くの学生に経営を学ぶ機会を提供し、卒業生の数は9,739名に達しました。この数字に前身のグロービス・オリジナルMBAプログラムの卒業生を加えると、総数は9,959名になります。多様なバックグラウンドを持つ学生がこの大学院で学び、組織の経営層から専門職、エンジニア、デザイナー、NPO職員、さらにはプロスポーツ選手など、各業界で活躍しています。
学長のメッセージ
学位授与式では、学長の堀義人が卒業生たちに向けて感動的な祝辞を述べました。「皆さんには、自らの使命を感じ、その情熱を基に人間の軸を持って進んでほしい」と呼びかけ、挑戦を恐れず成長することの重要性を強調しました。
卒業後の支援体制
グロービス経営大学院は、卒業後も学び続ける機会を提供するため、2017年より「アルムナイ・スクール」を開講しています。このプログラムでは、AIリテラシーやビジネスプランニング、リーダーシップに関する特別講座を実施し、これまでに1300人以上の卒業生が受講しています。さらに、キャリア支援として、株式会社ビズリーチとの連携により、卒業生が利用できる転職サイトの特別プランを無償で提供しています。
これらの取り組みにより、グロービスは卒業生がビジネスリーダーとして成長し続けられる環境作りを進めています。
これからの目標
グロービス経営大学院では、今後も「創造と変革の志士」を育成し、社会に新たな価値を創出する人材を育てることを目指します。これからも、多様な学生を受け入れ、国内外で律しされたビジネスリーダーの育成に力を入れていくでしょう。
グロービスでは、経営に関する様々な教育・トレーニングプログラムを提供し、経営に関する「ヒト・カネ・チエ」のエコシステムを築くことを目指しています。今後も、変化し続ける社会において重要な役割を果たすことが期待されます。