静岡産業大学の新たな挑戦
静岡県藤枝市に位置する静岡産業大学が、4月2日に行った2025年度の入学式で新たな試みを実施しました。なんと、この入学式ではデジタルヒューマン化されたAI学長が8か国語で祝辞を述べるという画期的なアプローチがとられました。これは、学校法人新静岡学園との提携で、ナブラワークスが提供する生成AI技術を活用したものです。
国際交流とAI教育の融合
静岡産業大学は、国際交流活動に注力しており、毎年約20人前後の外国人留学生が入学しています。ここ数年はCOVID-19の影響で来日する学生数が変動しましたが、大学側はその状況を受けて国際性をさらに強化することを目指しています。その一環として、この度の入学式でAI学長をデジタルヒューマン化するアイデアが生まれました。このAI学長は、日本語のみならず、中国語、モンゴル語、ミャンマー語、ネパール語、タミル語、ベトナム語、インドネシア語など、合計8か国語で祝辞を行いました。
生成AIプレゼンターの仕組み
ナブラワークスが提供する「生成AIプレゼンター」とは、AI技術を駆使して、実際の人間モデルを作成し、そのモデルを用いて代役としてプレゼンテーションを行うサービスです。このサービスは、撮影からモデル作成、そして動画化までを一貫して請け負うもので、作成されたモデルには優れたアルゴリズムが施されており、声や表情もリアルに再現されます。静岡産業大学では、これらの先端技術を学生たちに体験してもらうことで、AIの未来を実感してほしいと考えています。
未来を見据えた取り組み
今回のAI学長による祝辞は、ただの入学式を超え、学生たちにAIの可能性を感じさせる重要な契機となりました。今後、静岡産業大学ではオープンキャンパスや文化祭など、様々な場面でAIを取り入れる活動を進める予定です。これにより、生徒たちがAIとともに歩む未来に向けて、さらに意識を高めていくことを目指しています。
学校法人新静岡学園 静岡産業大学について
静岡産業大学は1988年に設立され、私立大学として静岡県藤枝市と磐田市にキャンパスを持っています。経営学部とスポーツ科学部を有し、地域社会に貢献する実践的な学びを提供しています。学生数は約1500人の日本人学生に加え、120人の留学生が在籍し、異なる文化と交流できる環境が整っています。
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ナブラワークス株式会社について
ナブラワークスは、AIを通じて様々な業界に利便性と効率性を提供し、人間とAIが共存できる未来を目指しています。様々な領域で、日本から全ての人に魅力的なAIサービスを展開しています。
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このように、共生する未来を模索し、その一歩を踏み出した静岡産業大学の取り組みは、これからの教育の在り方を大きく変える可能性を秘めています。