#奈良県 #児童虐待 #子ども家庭支援

奈良県における子どもの安全確認のための合同研修

奈良県内で行われた子どもたちの安全確認に関する合同研修についてお伝えします。この研修は、奈良県および奈良市の児童相談所、奈良県警察、県内警察署、さらに市町村関係者が集まり、児童虐待事案への対応力を向上させることを目的としています。

研修の目的

近年、児童虐待が社会的に大きな問題となっています。このため、通報を受けてから迅速に子どもの安全確認を行うことが必要です。しかし、実際に現場での立入調査や臨検・捜索が求められる場面では、警察と児童相談所が協力して対応することが不可欠です。そこで、参加者間の理解を深めるために、今回の研修が設けられました。

研修の概要

この研修は、令和7年11月18日（火）の午後1時30分から4時40分まで、奈良市役所中央棟6階で行われました。参加者は合計で74名、具体的には奈良県内19市町村から職員26名、県職員3名、児童相談所職員29名、そして警察官16名が集まりました。

研修内容

研修は、参加者が9つのグループに分かれ、以下のような内容が行われました。

• - グループ意見交換: 市町村職員や児童相談所職員、警察官が参加し、児童虐待に関連する通報時の対応方法や情報共有について意見を交わしました。

• - 想定訓練: 2種類の想定訓練が実施されました。第1は家庭訪問の事前協議とロールプレイ、第2は立入調査、臨検・捜索の計画と実行のロールプレイです。これにより、現場での即応手順を体感し、実践力を高めました。

• - 反省・検討会: 訓練終了後には参加者全員による振り返りが行われ、訓練時の対応についての問題点や改善点を洗い出すことで、今後の対応能力の向上が図られました。

まとめ

このように、奈良県での合同研修は、子どもたちの安全を守るために警察と児童相談所が一丸となって取り組む重要な一歩です。参加者同士の連携を深めることで、より効果的な虐待事案への対応が可能となります。今後もこうした取り組みが続けられることが期待されます。

お問い合わせ先

奈良市子ども家庭支援課
TEL：0742-34-5597

関連リンク

サードペディア百科事典: 奈良県 児童虐待 子ども家庭支援