鉄道の魅力を子どもたちに伝えよう!
日本の鉄道文化を楽しく学ぶことができる特別なイベントが、JTB時刻表100周年を記念して開催されます。夏休みの自由研究にもぴったりなこのワークショップでは、鉄道の時刻表を使って日本を縦断する旅を体験できます。
夏休み自由研究ワークショップ
開催概要
このワークショップは、7月12日(土)と13日(日)の2日間、本館1階「自然とむきあう」エリアで開催されます。午前11時から午後の部として、13時30分、14時30分、15時30分の各回での実施です。各回の所要時間は約30分で、参加は無料ですが、入館料が必要となりますのでご注意ください。整理券は午前10時から、午後は13時から配布され、定員は各回6組と限られています。また、参加対象は中学生以下のお子さまです。
ワークショップ内容
参加者は、実際に時刻表を使用し、枕崎駅(鹿児島県)から稚内駅(北海道)までの移動方法を考えます。時刻表の使い方や役割を学ぶことで、子どもたちは旅の計画を立てる楽しさを体験できます。このワークショップを通じて、鉄道の利用方法だけでなく、旅の計画の面白さを発見してもらいたいですね。
おとなの学び講座
同時に開催される「おとなの学び講座」は、万博と鉄道をテーマにした内容で、当館の学芸員が解説を行います。こちらは7月17日(木)の14時から15時までの1時間が予定されており、参加費は無料ですが、入館料が必要です。定員は約50名とされ、先着順となっていますので、興味のある方はお早めの参加をおすすめします。
特別な車両公開
さらには、普段は見学できない特別な車両、「クハ489形1号車」の内部も土日祝日を中心に公開されます。この特別車両は1971年に製造され、関西圏では「雷鳥」や「しらさぎ」として親しまれてきました。ボンネットスタイルの先頭部分やスカート部分に搭載されたタイフォンが特徴です。公開時間は10時から16時30分までで、12時から13時30分までの間は見学できません。この貴重な機会を逃さないよう、家族でぜひ訪れてみてください。
おわりに
このように、JTB時刻表100周年記念のイベントは、鉄道に興味を持つ子どもたちにとって、学びと体験が詰まった素晴らしい機会です。家族で訪れて、一緒に鉄道の魅力を感じるひとときを楽しんでみませんか?