佐賀県唐津東高校が英会話のAI学習を導入
佐賀県立唐津東高等学校が、AI技術を活用した新しい英会話学習プログラム『AIed English(アイードイングリッシュ)』を2026年6月から導入したと発表しました。このアプリは、生徒が日常的に英語を話す機会を増やし、スピーキングスキルを向上させるためのものです。
教育の背景と取り組み
唐津東高校は中高一貫教育を実施する中、グローバル人材の育成を目指し、ICT(情報通信技術)を積極的に活用した教育環境を整えてきました。現代社会では英語スピーキングのスキルがますます求められていますが、これまでの授業では一人ひとりに十分な発話の機会を与えることが難しいという課題がありました。
そのため、唐津東高校は2025年度の第3学期にAIによる実証を行い、結果として生徒の発話量が増加し、前向きな変化が見られることが確認されました。この成果を受け、正式に『AIed English』を導入することに決定しました。
教員の声
英語科の横山先生は次のようにコメントしています。「従来の授業では多くの生徒を同時に管理し、発音や文法をその場で適切に評価することが困難でしたが、『AIed English』の導入によって生徒たちはAI相手に気軽に発話の練習を重ねられるようになりました。さらに、即時のフィードバックにより、生徒のモチベーションも大きく向上しています。また、教員はダッシュボードを通じて生徒の学習状況を把握できるようになり、評価業務の負担も大幅に軽減されました。」
『AIed English』の特長
このアプリは、特に学校の英語教育におけるスピーキング指導の遅れを解消するように設計されています。具体的な特長は以下の通りです:
1.
リアルタイムフィードバック: 世界182か国で1.3億人以上に利用される最先端のAI技術を搭載し、生徒の発音や文法をその場で評価し、フィードバックを提供します。
2.
心理的安全性: AIとの対話によって発話の恥ずかしさを和らげ、生徒は自分のペースで何度も練習することができます。これにより、自信を持って英語を話す力を育てます。
3.
教員の負担軽減: 管理画面から生徒の練習状況をリアルタイムで確認でき、スピーキングの評価にかかる手間が大幅に削減されます。また、教材の作成も簡単に行えます。
このように『AIed English』は、生徒の英会話学習を支えるだけでなく、教員の業務を効率化することにも寄与しています。今後、このアプリを活用して生徒たちの自信を育むための授業が続けられることでしょう。
学校と企業の情報
佐賀県立唐津東高等学校は、地域に根ざした教育を提供する学校です。今回のAI導入による取り組みは、教育界でも注目を集めています。さらに、アプリを開発したアイード株式会社は、教育関連の企業として、英語スピーキング評価AIやアプリの開発を行っており、今後の展開にも期待が寄せられています。
【公式サイト】
この取り組みが学校教育に新たな風を吹き込むことを願っています。