横浜市の小学生が地球環境を守る!
横浜市の小学生たちが、夏休みを利用して環境保護に挑む『こども『エコ活。』大作戦!』が、今年度も開催されます。この活動は、地域の企業と協力し、世界的な環境問題に貢献しようとする取り組みです。特に今年度は、横浜で開催される第9回アフリカ開発会議(TICAD9)に合わせ、協賛金が国連の食料支援機関「国連WFP」を通じて、コートジボワールの環境保全活動に寄付されます。
1. 『こども『エコ活。』大作戦!』の概要
このプロジェクトの目的は「地球の環境を守ること」であり、小学生たちが主体となります。横浜市立小学校の児童は、『エコライフ・チェックシート』を使って、夏休み期間中に省エネや生物多様性の保全、リサイクル(3R)など、6つの環境行動に取り組みます。
昨年度は4・5年生だけが対象だったのですが、今年度からは全学年に拡大。これにより、子どもたち自身が身近な環境問題を考え、実際にアクションを起こすことを促進します。そして、この取り組みが家族全体の行動変容につながることを目指しています。
また、企業からの協賛金は、国連WFPが行うコートジボワールでの環境保全活動へと役立てられ、一国内外での環境問題への意識を高めます。
2. 参加状況と成果
昨年度は203校、合計18,187人の小学生が参加し、92社・団体の協賛を受けて177万円が寄せられました。支援先であるフィリピンでの環境保全活動は、この活動が広がり続けていることを示します。小学生たちのエネルギーと企業のサポートによって、このエコ活動が地域間で連携し、より強い力となっています。
今後も横浜市では、環境保全の活動をより一層推進していく予定です。次に向けて、「GREEN×EXPO 2027」に向けて地域の皆さまと共に持続可能な社会を構築していきます。
3. エコライフ・チェックシートの役割
この『エコ活。』の一環として横浜DeNAベイスターズの竹田祐選手から小学生への応援メッセージも送られています。環境意識の向上をサポートするため、株式会社アドバコムが発行する「エコチル横浜版」の7・8月号でエコライフ・チェックシートが配布されます。これを通じて、子どもたちが楽しく環境問題を学ぶことができます。
4. 国連WFPとの連携
国連WFPは、飢餓や貧困の問題解決を目指す機関として、環境問題の意識が高まるように支援しています。今回の『エコ活。』が協力することで、国連WFPを通じた支援が、コートジボワールの地域社会にも確実に伝わります。
このような小学生と企業の協力は、次世代への環境意識を育てる重要なプロセスとなります。みんなで「地球の環境を守る」という目標に向かって、行動を起こしていきましょう!