小学生が世界旅行を疑似体験！多文化交流イベント開催

2025年2月1日、株式会社チョイスホテルズジャパンが主催するイベント「多文化交流で、世界を旅する一日。行ってみたい国を見つけよう！」が初めて開催されました。この催しは、全国に展開するコンフォートホテルの会員制度「Choice Guest Club (TM)」に登録している小学生を対象に行われ、旅の楽しさや異文化理解を促すことを目的としています。

イベントの概要

当イベントは、TKP東京駅カンファレンスセンターにて行われ、小学生21名が参加。参加者は高校生たちによって企画・運営された五つの国のブースを巡り、各国の文化を楽しく学びました。参加費は無料で、協力団体として認定NPO法人カタリバが関わっています。

参加者の体験

子どもたちはタイ、中国、ネパール、パキスタン、南米のブースを訪れ、それぞれの国にまつわる様々な文化体験を楽しみました。

タイのクラトン作り

タイの伝統的な灯籠である「クラトン」に挑戦。参加者は色とりどりの折り紙を使って、自分だけのオリジナル灯籠を作成。高校生からその制作過程や文化的背景についての説明を聞きながら、楽しい時間を過ごしました。

中国の魚さがしゲーム

中国の新年で楽しまれる「魚さがしゲーム」を体験。ボールプールの中から同じ魚を見つけ出す楽しさと共に、海の大切さや豊かさを学ぶことができました。子どもたちは高揚し、互いに声援を送り合いながらゲームに興じました。

ネパールのランゴーリ体験

ネパールの伝統的な砂絵「ランゴーリ」を体験することで、文化の意味を理解しました。用意された図案に色砂を使ってカラフルな模様を描き、神様を迎え入れる文化を学ぶと共に、日本の節分と類似点を見出す機会にもなりました。

パキスタンのメッセージカード作り

パキスタンの文化に触れ、メッセージカード作りを行います。このカード作りを通じて、相手への尊敬や感謝の気持ちを伝える文化の重要性を学び、特に親への「ありがとう」のメッセージを書く貴重な時間を持ちました。

中南米のピニャータ体験

最後に、中南米の楽しい遊び「ピニャータ」を体験。音楽に合わせてダンスを踊りながら、ピニャータを割る爽快感を楽しみました。参加者同士の協力も感じられ、笑顔で溢れた瞬間がたくさんありました。

参加者の声

イベントに参加した子どもたちは、「折り紙が難しかったけれど、出来上がりがとても綺麗！」、「砂絵を通じて楽しく文化を学べた！」といった感想を寄せ、保護者も「貴重な体験ができて大満足」と、高校生と共に過ごした特別な時間に感謝の意を示しました。

今後の展望

チョイスホテルズジャパンでは、今後も「Choice Guest Club (TM)」を通じて社会貢献活動を推進し、持続可能な社会の実現を目指しています。宿泊者が社会課題の解決に寄与するサステナブルな仕組みを整え、旅の中で地域社会へも貢献していく方針です。多文化交流を通じて、子どもたちの将来の夢が広がることを期待し続けています。

このように、イベントはただの文化体験にとどまらず、未来の可能性や異文化理解の大切さを育む貴重な機会となりました。今後も、多くの子どもたちがこのような体験を通じて成長していくことを楽しみにしています。