黒板アート甲子園
2025-11-25 14:51:40

中高生の情熱が形に!日学・黒板アート甲子園の結果発表

日学・黒板アート甲子園Ⓡ最優秀賞決定!



日学株式会社(東京都品川区)が主催する、今年で第10回目を迎える「日学・黒板アート甲子園」が盛況に実施されました。この大会は中高生を対象とし、黒板アートの全国大会で、2025年の最優秀賞が11月24日に発表されました。表彰式では、メイン大会とジュニアの部それぞれから選ばれた作品が、最優秀賞や優秀賞、入賞の栄誉を得ました。

メイン大会の最優秀賞


作品名:仙鶴の逢引


学校名:埼玉県立大宮光陵高等学校
チーム名:いかのおすし
人数:2人

この作品は、雪景色を背景に二羽の鶴が静かに歩いている様子を描きました。使用したのは、白と青、赤の3色のみで、色調の変化を工夫することで、冷たくも美しい冬の風情を表現しています。制作者たちは、このロマンチックな場面を通じて観る人に静けさを感じてもらいたいと考えたそうです。審査員からは、黒板の特性を巧みに活かし、白チョークで雪の質感を見事に表現した点が高く評価されました。

ジュニアの部の最優秀賞


作品名:さあ、進んでいこう


学校名:川崎市立生田中学校
チーム名:生田中学校美術部
人数:3人

この作品は、森の中で冒険する姿を多彩な生物と共に描いたもので、3人のチームで挑戦しました。絵の具を使用し、仲間たちとの絆をもとに、未来への期待と不安を「冒険」というテーマで表現しています。具体的な動物たちは、実際に生田地域で見かける生物を取り入れており、彼らの中学校生活の思い出を反映させた作品となっています。審査員からは、デザインの完成度や楽しさが伝わってくる点が評価されました。

表彰式の様子


授賞式は11月24日、武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパスで行われ、各受賞校が一堂に会し、特別な瞬間を共有しました。今年の表彰式はリアルで開催したのは2回目となりますが、新たな試みとして皆で一緒に黒板アートを作成する「みんなで黒板アート」も企画され、参加者たちは互いの競争相手としてではなく、共に創作する仲間として向き合い、絆を深めました。

主催者の想い


日学株式会社の代表取締役社長、吉田朋弘氏は、これまでの黒板アート甲子園の継続に対する感謝の気持ちを述べ、中高生の皆さんの情熱がこの大会を実現させたと強調しました。若者たちに自己の信じる力を発揮できる場を提供し続ける意義を感じており、その未来に期待を寄せています。

受賞作品の詳細


受賞作品や各学校の取り組みについては、公式サイトに詳細が掲載されています。黒板アートはただのアートを超え、中高生の創造性やチームワークを育む場として、今後も多くの参加者を迎え入れることを目指しています。

【表彰校一覧】


メイン大会
最優秀賞:埼玉県立大宮光陵高等学校
優秀賞:好文学園女子高等学校、福島県立会津高等学校
入賞:愛媛県立松山西中等教育学校など◊

ジュニアの部
最優秀賞:川崎市立生田中学校
優秀賞:川崎市立金程中学校など◊

今後のさらなる活動や展開に注目が集まります。


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