やさしさを循環させる新しい取り組み、貸シタベチケット
2025年6月1日、名古屋市北区のSAKUMACHI商店街に位置する「アバター菓フェ OKASHI tabetai」で、画期的な新サービス「貸シタベチケット」が始まりました。このサービスは、利用者同士が優しさを分け合い、支援が必要な方へ思いやりを送ることを目的としています。
貸シタベチケットの仕組み
「貸シタベチケット」は、購入者が指定した条件に基づいて、支援を必要とする方に無償で駄菓子やカフェの利用を提供できる仕組みです。例えば、「子どもたちに駄菓子を楽しんでもらいたい」「学生を応援したい」「子育て中のママに息抜きしてほしい」といった思いを込めて、利用者はチケットを購入し、店内の掲示ボードに貼り出します。
利用の流れ
1.
「貸シ主」がチケットを購入(800円) し、自分の名前と使ってほしい条件を記入します。
2.
店頭に掲示 し、条件に合う方がそのチケットを受け取ります。
3.
「借リ主」として無料で利用 した後は、感謝のメッセージをチケットに記入し、回収ボックスへ入れます。
4. その後、感謝のコメントが再び掲示され、優しさの循環が可視化されます。
皆が集える場所を目指して
「アバター菓フェ OKASHI tabetai」は、福祉の視点を取り入れたユニークな駄菓子セルフカフェとして、多様なバックグラウンドを持つスタッフがアバターを通じて接客を行う日本初の店舗です。遠隔でもお客様に寄り添い、誰もが心地よく過ごせる空間を提供しています。
今後は、「貸シタベチケット」を通じて地域の人々がつながり、世代を越えた優しさが育まれることを目指しています。駄菓子の懐かしさと、未来を感じさせるアバター技術が融合し、来店者に「また来たい」と思える体験を届けます。
地域の拠り所としての役割
株式会社ALiENの代表、中村暢孝氏は、「貸シタベチケット」が地域のコミュニティの中で小さな思いやりを育む仕組みになることを願っており、この取り組みが地域の拠り所として大きな役割を果たすことを期待しています。私たちの目指す未来の福祉は、そのテクノロジーとアイデアにあります。
店舗情報
- - 店名: アバター菓フェ OKASHI tabetai
- - 所在地: 愛知県名古屋市北区大杉1丁目19-11
- - 営業時間: 11時00分~19時00分(CAFE)
19時30分~22時30分(BAR、木・金・土・祝前日のみ営業)
- - 定休日: 火曜日
- - 料金: 入場+駄菓子食べ放題
大人800円、高校生700円、小中学生600円、未就学児500円
ぜひ、「アバター菓フェ OKASHI tabetai」の新しいサービス「貸シタベチケット」に参加し、あなたも誰かの優しさの一部となってみませんか?地域の皆さまと共に、温かい思いやりを広げていく素敵な輪を作りましょう。