まなざしプロジェクト
2025-10-07 12:43:24

保育の質向上に向けた『まなざしプロジェクト』の新たな試み

保育の質向上に向けた『まなざしプロジェクト』の新たな試み



最近、幼保連携型認定こども園「YMCAいずみ保育園」でスタートした『まなざしプロジェクト』が注目を集めています。このプロジェクトは、保育士の目線を動画で記録し、保育の質向上を目指す新たな取り組みです。運営を行う株式会社明日香の子どもと未来を結ぶ「子ねくとラボ」が主導し、多様化する保育ニーズに応えることを目指しています。

保育の現場で求められる質の向上


近年、保育現場では多様な家庭背景を持つ子どもたちが増えており、保育士にはより高い専門性が求められています。『まなざしプロジェクト』は、保育士の専門性を高め、組織全体での保育の質を向上させることを目的としています。具体的には、保育士がウェアラブルカメラを装着し、その目線での保育を記録します。これにより、普段見過ごされがちな保育士の気づきや配慮が明らかになり、全職員で学び合う機会を提供します。

プロジェクトの実施方法


YMCAいずみ保育園ではリーダー保育士と補助保育士の二つの視点を同時に撮影し、両者の連携の実態を映像化しました。撮影後、職員全体で映像を視聴し、保育の質向上につながる具体的な気づきを共有しました。さらに、参加した保育士からは「目線動画が議論を活発にする」「他の職員の動きに気づけた」といった声が上がりました。

参加した保育士の感想


参加した保育士は、映像を通して自分が普段見られない補助保育士の動きや子どもたちの反応を確認し、より良い保育のための気づきを得たと語ります。例えば、4・5歳児クラスの保育士のT氏は、「皆で同じ映像を見ながら意見が伝わりやすかった」と述べ、補助保育士のK氏は「動きが客観的に見ることができ、振り返りがしやすかった」と感想を寄せました。このように、映像を用いた振り返りが職員同士の理解促進に寄与したのです。

今後の展望


今後も『まなざしプロジェクト』は、幼保連携型認定こども園での実施を続け、保育士間の更なる連携を促進し、質の高い保育を実現していくことを目指します。園全体での気づきの共有が、保育の質を高めるだけでなく、職員同士の相互理解や感謝の気持ちを芽生えさせる結果となっているのです。

まとめ


『まなざしプロジェクト』は、保育士の目線から見える新たな保育の形を提示します。映像による振り返りは、保育者同士の成果だけでなく、子どもたちに対する理解を深める手助けにもなるのです。これからも、全職員が集まり、頑張る姿勢を見える化することで、質の高い保育が実現されることを期待しています。今後の展開に注目です!


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