ファッションとビューティの未来を創るIP活用術セミナーの全貌
最近、ファッションやビューティの業界で「IP(知的財産)」という言葉が耳に入ることが多くなってきました。人気のマンガやアニメ、ゲームに加え、実在するアーティストやクリエイターたちが手掛ける怒涛のコラボレーション。これらの活動に隠されたビジネスの新たな形を考える時期に来ているのではないでしょうか。今回は、2025年8月26日に開催されるWWDJAPANのセミナーのポイントを詳しくご紹介します。
セミナーの概要
本セミナーでは、IPビジネスの価値や活用法を詳しく解説します。特に注目されるのは、既存顧客だけでなく、新しい顧客を獲得するための方法です。多様なカルチャーと協業することで、常に変化する消費者のニーズに応え、さらなる購入意欲を喚起することが求められています。参加者は、IPホルダーやブランド、関連事業者たちが一堂に会し、自らの経験や知見を共有します。
プログラム内容
セミナーは、興味深いセッションで構成されています。初めに、WWDJAPANの編集長である村上要氏が、なぜ日本の企業がIPビジネスに取り組むべきかを解説します。このセッションでは、マンガやアニメ、さまざまな文化のリスペクトがどのようにファッションやビューティに繋がっているのかを時代背景と共に語ります。
次にサンリオの志賀優子氏が、ハローキティをはじめとした各キャラクターのビジネス展開について語ります。特に特徴的なのは、各キャラクターのアイデンティティを維持しつつ、どう新しい体験を創出しているか。IPビジネスの最前線での具体的な事例も交えながら、ファッション業界への期待を語る予定です。
パルコからは手塚千尋氏が登壇し、実際の売り場展開やプロモーション戦略におけるIPの活用法に迫ります。具体的には、どのようにキャラクターフロアを設置し、消費者の興味を引き付けるか、その成果も踏まえて、新たなビジネスの拡張法を探ります。
最後にはZOZOの本間聡氏と高田慎平氏が、彼らのIPビジネスにおけるアプローチについて語ります。毎年数十に及ぶコラボレーションを行う中で得た経験と、その裏にある戦略をシェアします。
クロストークセッション
セミナーの締めくくりには、サンリオ、パルコ、ZOZOのクロストークが行われます。ゲストたちが集まり、IPビジネスの未来について自由に意見を交わします。このセッションでは、各団体がこれから目指す方向性や、新しいカルチャーとの親和性について深堀りしていく予定です。
受講方法と料金について
本セミナーでは、会場での参加とオンライン受講の両方が可能です。参加希望者は、2025年7月30日から2025年8月25日までの間で事前申し込みが必要です。料金は、一般価格が22,000円ですが、早割を利用すると19,800円で受講が可能です。
自分の関心のあるセッションを選び、気軽に参加してみてはいかがでしょうか。ファッションやビューティ業界の未来を見据える上で貴重な機会となること間違いなしです。興味のある方は、今すぐ申し込みを検討しましょう。