「第5回ながよアクアスロン大会」の魅力
2025年8月10日、大村湾の豊かさと美しさを体感する「第5回ながよアクアスロン大会」が開催されました。この大会は、海の環境やその魅力を考えるきっかけを創り出すことを目的に、一般社団法人大村湾ワンダーベイが主催しました。参加者163人が集まり、競技を通じて海の大切さを再認識。これは、「海を未来へ引き継ぐ」という日本財団の「海と日本プロジェクト」の一環でもあります。
イベント概要
大会は長与港からスタートし、長与シーサイドパークでのランでゴール。競技種目は小学生から一般参加者まで取り揃え、さまざまな年齢層が参加し、盛り上がりを見せました。競技内容は以下の通りです:
- - 小学3・4年生:スイム100m、ラン0.9km
- - 小学5・6年生:スイム200m、ラン1.5km
- - 中学生:スイム400m、ラン3km
- - 高校生・一般:スイム800m、ラン5km
- - 一般リレー:スイム800m、ラン5km
陸から海へ挑む熱い戦い
競技開始前には、選手たちに対する競技説明会が行われました。子どもたちは「無理をせず、競技を辞退する勇気も必要」と教えられ、ライフセーバーから安全に泳ぐための重要な指導も受けました。選手たちは真剣な表情で海に飛び込み、大会は盛大に開始されました。応援の声が響く中、選手たちは自分の限界に挑み、観客たちを感動させる姿を見せてくれました。
安全な海遊びを学ぶ
大会終了後、特に小中学生向けに「海の安全教室」を開催しました。ライフセーバーの冨田氏が、「泳げるから安心」という考えが危険であることをデータを用いて説明し、子どもたちは真剣に耳を傾けました。溺れやすい状況や安全な遊び方を学びながら、実際の体験としてライフジャケット着用の体験も行いました。
海での危険を知ろう
この安全教室では、次の5つの注意点を教えました:
1. 溺れる状況を理解すること
2. 天気予報を確認すること
3. ライフジャケットなど、浮くものを持参すること
4. 遊びに行く海の危険を確認すること
5. 何か起こった時はすぐに大人に知らせること
40人ほどの子どもたちが参加し、2人の参加者がライフジャケットの体験を通じて、その重要性を実感しました。海での安全を学ぶことの意義を深く理解する貴重な機会になりました。
「大村湾ワンダーベイプロジェクト」について
大村湾は、地域の生活環境に影響を受けやすい特性があります。そこで、大村湾ワンダーベイプロジェクトが立ち上がり、地域の人々や企業が協力し、この美しい海を守ろうと取り組んでいるのです。海の環境や魅力を次世代へ引き継ぐための活動が広がっています。
公式ウェブサイトは
こちらです。さらに、日本財団が推進する「海と日本プロジェクト」については、
こちらをご覧ください。
海の魅力を感じながら、大村湾の未来を考える良い機会となった「第5回ながよアクアスロン大会」。次回も多くの方の参加を期待しています。