地域遊び場プロジェクト
2025-10-28 10:02:20

地域の遊び場をつくる新たなプロジェクトが始動!「ちょこっと参画まちあそびプロジェクト」

新たな地域づくりを目指す「まちあそび研究会」のプロジェクト



「まちあそび研究会」が、このたび公益財団法人トヨタ財団の2025年度国内助成プログラムに採択されました。このプロジェクトは「ちょこっと参画まちあそびプロジェクト」と名付けられ、遊びを通じて多世代がつながる地域コミュニティづくりを目的としています。

地域のつながりを深める2つのステップ


プロジェクトは大きく分けて2つのステップから成り立っています。まずは「五世代遊び場マップづくり」。これは、1983年に生まれた「三世代遊び場マップ」を基に、地域での遊び場の実態や価値観を可視化することを目指しています。ワークショップやインタビューを通じて、現在の遊び場の利用状況や記憶を集め、地域の資源を再発見します。これにより、地域への関心を高め、参加意識を育てることが期待されています。

次に、「遊びの道具箱を核とした『ちょこっと自治』」が展開されます。「五世代遊び場マップ」で得た情報をもとに、地域の公園内にシャベルやバケツなどの遊び道具を借りられるシステムが設置されます。これは、イギリスやドイツで成功を収めたモデルを取り入れたもので、地域住民が自由に利用できる仕組みです。さらに、WEBシステムを活用することで、遊び道具の貸し出しや故障受付、寄付など、地域参加を促進する手段が提供されます。

目指す未来とは


このプロジェクトが目指すのは「遊びの道具箱」を通じて、楽しみながら地域のアウトドア体験を豊かにし、偶然出会った人同士がデジタルでつながるゆるやかなコミュニティを築くことです。子どもたちの遊び声が地域に響き、若者から大人までが自分のペースで地域貢献できる主体となる姿を描いています。地域全体で支え合い、誰もが気軽に関与できる環境が生まれることを目指しています。

TOKYO PLAYについて


一般社団法人TOKYO PLAYは、「Play Friendly Tokyo~子どもの遊びにやさしい東京を~」というコンセプトの下、政策提言や様々なキャンペーン、研修、そして市民活動の支援に取り組んでいます。地域の遊びを通じて、子どもや大人が共に楽しむ社会の実現を目指しています。

今後、地域の皆さまがこのプロジェクトに参加し、協力し合うことで、より良い遊びの場が生まれることを期待しています。私たちの生活の一部として、遊びが再び重要な役割を果たすことになるでしょう。


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