42,000通りのリアル:子どもたちが家庭を求めている
日本には、親と暮らすことができない子どもが42,000人います。この数字は、私たちの社会が抱える現実を表しているのです。日本こども支援協会が提唱する「April Dream」は、4月1日に夢を発信するプロジェクトで、この数字の背景にある問題を少しでも多くの人に知ってもらうことが目的です。
私たちの夢
「すべての子どもに、家庭を。」 これが、日本こども支援協会の中心にある理念です。ただ屋根の下で食事を摂るだけではなく、おかえりと迎えてくれる人がいる場所、ありのままの自分でいられる場所を提供することが私たちの目標です。私たちが目指すのは、家庭の温かさを感じながら、未来を信じて生きていける社会です。
現状の厳しさ
現在、親と暮らせない子どもたちの大半は、施設で育っています。数字で見てみると、42,000人のうち約75%が施設にいる状況で、里親に委託されているのはわずか25%程度です。この里親制度も、自治体によってその受け入れが異なり、中には10人に1人以下の地域さえあります。
さらに、年間の虐待相談件数は223,691件にのぼり、その中でも特に1歳未満の子どもが多く被害に遭っています。これらの事実は、私たちの社会が家庭を必要としている子どもたちを見過ごしている証拠かもしれません。
里親制度の重要性
里親になることは特別なことではありませんが、実際にはその後のサポートが必要になると感じる里親が多く存在します。日本こども支援協会では、「その活動を支えること」と「数を増やすこと」を同時に行うことで、もっと多くの家庭が愛情を持てるような環境を整えています。
私は、ここ16年間、里親としての経験を積みましたが、その中で得た教訓も多いです。「助けを求める勇気」を持つことがいかに大切かを、身をもって感じています。私たちは、声を上げ、社会を変えていく責任があると感じています。これからも42,000人の子どもたちのために、私は遠慮しません。
夢に向けた行動
1. 知ってもらう ── ONE LOVE キャンペーン
今後も、多くの人に「里親」という存在を知ってもらうための活動を続けます。2016年から始まったこのキャンペーンでは、ハート型のチラシを配布し、社会の認識を高めています。
2. 立ち上がる ── ORANGE WALK
虐待防止のシンボルであるオレンジ色を身にまとい、チャリティウォーキングイベントを通じてメッセージを広めています。多くの方々と共に歩むことで、この問題への関心を高めています。
3. 寄り添う ── 里親を「支える」仕組み
里親になった後の精神的なサポートも忘れてはいけません。オンラインセミナーや助成プログラムを通じて、孤独に感じる里親を支える仕組みを整えています。
夢を実現するために
私たちのVisionは、すべての子どもが愛される家庭で育つことです。この夢が実現する日が来るまで、私たちは活動を続け、変化を生み出すために努力し続けます。4月1日という特別な日、私たちは新たな挑戦を続けます。42,000人全ての子どもたちに家庭が届くその時まで、決して諦めません。