小学校1年生家庭のデジタル接触実態と学びの環境とは
株式会社イトーキが実施した「小学生入学トレンド調査」では、2025年度に入学する小学1年生の家庭環境について、詳細な分析が行われました。実際に調査を受けた1100人の親からのデータをもとに、入学後の生活リズムやデジタル機器の使用実態を見ていきましょう。
デジタル機器への接触時間
近年、子どもたちのデジタルデバイスの使用は日常的になっており、入学を迎えた家庭では多くの親が「スマホやタブレットを見る時間が増えた」と回答しています。調査によると、約29%の親がこの悩みに直面しており、続いてテレビやゲームの時間の増加が28.5%、就寝時間の遅れが27%という結果に。デジタル機器が教育や遊びの場に浸透し、親が子どもの生活管理に苦慮している様子が浮かび上がります。
現代の習い事のトレンド
習い事に関しては、スポーツ系の活動が最も多くを占める結果となり、その割合は37.7%です。続いて音楽系が23.1%、学習塾が22.5%、英会話教室が21.8%と続き、子どもたちが運動と学びの両方を意識しながら習い事を選んでいる姿が見て取れます。これにより、カラフルで多様な学びの環境が広がっています。
学習環境の選択と影響
入学準備において最も多くの家庭が優先したのはなんと「ランドセル」、次に「スマホやタブレット」、そして「学習机」へと続きました。特に学習机を利用する家庭は、1時間以上の学習をしている割合が46%に達しており、メディアに依存しない学び方が推奨されています。
遊びと学びの新しい形
遊びのスタイルにおいても、屋外での遊びとデジタルを駆使した遊びが共存しています。屋外遊びは女の子に人気が高く、鬼ごっこやかくれんぼなどが好まれます。一方、男の子はデジタルゲームや通話といったオンライン活動を好む傾向があります。これは、性別による趣向の違いを反映しています。
親の年齢と学びのスタイルの影響
興味深いのは、親の年齢による家庭学習の実態です。若い世代の親(20代)では、50%が平日に1時間以上学習していると回答しており、30代や40代に比べてその割合が高くなっています。デジタルコンテンツの活用も積極的で、多様な学びを家庭に取り入れている点が際立っています。
お小遣いの差にも注目
お小遣いに関する調査では、月5,000円以上を受け取っている子どもが中間子に多く、末っ子はお小遣いが少ない傾向が見られました。これは、お金との関係を育む上で、家庭内での役割の違ってきていることを反映しています。
まとめ
イトーキの調査からは、小学校入学を迎えた家庭の多様な実態が見えてきました。「学ぶ場所」の重要性が強調され、デジタル学習コンテンツが柔軟に取り入れられている現代の家庭。多様な遊び方や学び方を通じて子どもたちの生活習慣が設計されつつあることが示されています。
今後もイトーキは、家庭学習環境の提案や商品開発を通じて、より良い学びの未来を育む取り組みを進めていきます。