未来の水産流通
2025-06-27 14:00:56

大阪・関西万博でみらいマルシェが描く未来の水産流通体験

2025年8月2日、大阪・関西万博の「BLUE OCEAN DOME (ZERI JAPAN)」にて、みらいマルシェが未来の水産流通を体験できるイベント「未来の市場に触れる」を展開します。この出展では、魚が私たちの食卓に届くまでのプロセスや流通の意味を考えるための体験型プログラムが用意されており、参加者は楽しく学ぶことができます。

みらいマルシェは、全国の漁港とスーパーマーケットをつなぐ新しい水産流通を提案し、高度なテクノロジーを駆使してそれを実現しています。私たちの食卓には当たり前に魚が並んでいる一方で、その裏側では漁業者や小売業者が日々努力している姿があります。こうした流通のプロセスを知ることは、未来を担う子どもたちにとって非常に重要です。

そこで今回のイベントでは、参加者が「水産流通の本質に触れる」ことを目的に、以下の3つのプログラムを準備しました。

1. 仕入れ体験カードゲーム


このゲームでは、子どもたちが「スーパーの見習いバイヤー」として、魚売り場を作成します。産地や旬、価格などの要素を元に、全国の魚を仕入れる体験を行います。低学年から中学生まで幅広い年齢層が楽しめるコンテンツです。

2. アプリによる仕入れ操作体験


こちらでは、実際に「みらいマルシェ」のアプリを使用し、スマートフォンを使って仕入れのプロセスを体験できます。漁港と店頭がアプリでどのようにつながるのかを感じ、参加者は実際に発注した商品の一部が翌日以降スーパーに並ぶ様子を観察できます。

3. 「未来の市場」ショートムービー


「未来の市場ってどうなるのか?」をテーマにしたショートフィルムも上映されます。資源の枯渇や環境問題といった社会課題に対して、流通がどのように向き合うのかを考察します。子どもたちが自分たちの生活と流通の未来を重ねる内容になっています。

出展の意義は、魚食の背後にある流通の未来を社会とともに描くことです。近年、「コスパ」や「タイパ」が重視される中で、流通の仕組みや魚の持つ意味が薄れてきたことも否めません。しかし、豊かな食を持続可能にするためには、子どもたちに流通や食の裏側について理解してもらうことが不可欠です。

「BLUE OCEAN DOME (ZERI JAPAN)」の出展テーマは「海の蘇生」。海洋資源の持続可能な利用と保護をテーマに、来館者が楽しみながら環境保護について学べる施設です。私たちは、みらいマルシェを通じて、未来の市場を築いていくための取り組みを続けていきます。

このイベントは事前予約制で、2025年8月2日(土)の13時から17時まで開催されます。参加には予約が必要で、各回30分のプログラムが5回予定されています。

この機会に、多くの方々が未来の水産流通を知り、楽しみながら学べるイベントにご参加いただければ幸いです。私たちの生活を支える流通の裏側に触れ、未来を考える貴重な体験を通じて、新しい気づきを得ることができるでしょう。詳しい情報や予約は、こちらの告知サイトからご確認ください。


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