大阪発の起業家育成プログラム「YOUNG IMPACT」の挑戦
2026年7月11日、「YOUNG IMPACT(ヤング・インパクト)」の第2期決勝大会が大阪市にて開催され、注目の若き起業家たちが自らのビジネスプランを発表しました。このプログラムは、10代の若者に社会課題の解決を目指す起業家としてのスキルを育成することを目的としています。
未来への第一歩
決勝大会には、書類選考や動画審査を通過した9名の参加者が登壇しました。それぞれの発表は、自らの体験や問題意識から生まれたビジネスプランに基づいており、内容は食品ロスや観光によるゴミ問題、商業高校生の教育格差など、多様にわたりました。これにより、各発表者が実際に直面した社会的課題をどのようにビジネスで解決しようとしているのか、具体的な視点から見ることができました。
質疑応答で試される実力
参加者のプレゼンテーションは、3分間の発表と6分間の質疑応答で構成されており、経営者経験豊富な審査員からの鋭い質問が飛び交いました。「どのようにして収益につなげるのか?」や「事業展開において直面する課題は?」といった問いに対し、発表者たちは自分の言葉でしっかりと返答していました。この過程を通じて、彼らの思いの強さやビジネスの真剣さが感じられました。
選ばれた3名のSTARs
最終的に、審査員の厳正な選考を経て、3名の若き起業家が「STARs(スターズ)」として選ばれました。
東京都出身の細井さんは、10歳で起業し、携帯ゴミ袋を考案。外国人観光客によるゴミポイ捨て問題に対して、日本の文化的デザインで解決を目指しています。彼女のプロジェクトは、地域のイベントでも高い満足度を得ています。
>「挑戦が私の強みになりました。まずは日本の観光地で提灯の体験イベントを実現し、世界中に広めていきたいです。」
神田さんは、祖父母の家で目にした雑草の多さから、エネルギー資源としての可能性に目を向けました。高校の実験室での研究を通じて、雑草からのバイオエタノール生成に取り組んでいます。
>「このテーマが認知され始めて嬉しいです。さらなる実験を重ね、事業化を目指したいです。」
大阪府出身の森田さんは、専門的なキャリア支援が不十分な商業高校生に焦点を当て、日本初の商業高校生専門塾を設立しました。彼の取り組みは、すでに現役生徒への指導を開始しています。
>「年齢に関係なく素晴らしい発表が多く刺激を受けました。まずはサービスを多くの人に届けたいです。」
審査員の反応と今後の展望
審査員を代表してコメントを寄せたのは、トゥモローゲート株式会社の代表、西崎康平氏。「出席者全員の熱意に驚かされ、特に彼らが直面する社会問題を解決しようとする姿勢に感動しました。選ばれた3名はもちろん、全員がこの経験を活かしてさらなる挑戦を続けていくことを期待しています。」と語りました。
未来を担う若者たちへ
「YOUNG IMPACT」は、ただのピッチコンテストではなく、選ばれた若者が経営者からの伴走支援を受けながら、実践的な経験を積んでいくプログラムです。今年度の第2期生は、さらなる成長を遂げる機会を得たことが示されました。また、次回の第3期の募集が進行中で、11月には新たな挑戦の場が控えています。
このプログラムの開催を通じて、大阪はますます多くの若き起業家が生まれる街に変わっていきそうです。今後の展開から目が離せません。