サンリオが車いす寄贈！ハローキティが笑顔の架け橋に

サンリオが車いすを寄贈！ハローキティが笑顔の架け橋に

2025年8月4日、株式会社サンリオが日本赤十字社に対し、サンリオキャラクターがデザインされた車いすを47台寄贈しました。この活動は「Sanrio Nakayoku Project」という社会貢献プロジェクトの一環で行われました。寄贈式では、人気キャラクターのハローキティや、パラアルペンスキー選手の村岡桃佳さんが出席し、温かい雰囲気の中で贈呈が行われました。

車いすのデザインと活用方法

寄贈された車いすには、ハローキティのほかにもポムポムプリンやポチャッコなど、子どもたちが親しみやすいサンリオキャラクターたちがデザインされています。これらの可愛らしい車いすは、全国の赤十字病院の小児病棟で使用される予定で、患児たちに少しでも快適な時間を提供できることを目指しています。特に、病気と闘う子どもたちにとって、親しみのあるキャラクターがそばにいることで、心の支えになるでしょう。

村岡桃佳選手の思い

寄贈式に参加した村岡桃佳選手は、ハローキティをはじめとするキャラクターが施された車いすのデザインについて、「多くの方に使いやすい形になっていると思います」とコメントしました。彼女自身も幼い頃、ハローキティのシールを貼った車いすを使っていた経験があり、子どもたちにも同様に、キャラクターの存在が励みになってほしいと願っています。村岡選手は「子どもたちが、キャラクターと共に明るい未来を見出すことができたら嬉しい」とも語っています。

日本赤十字社の受け取り

贈呈された車いすに関して、日本赤十字社の千田康徳副本部長は、「かわいいキャラクターたちが、病気やケガと闘う子どもたちに寄り添い、力を与えてくれるはずです」と期待を寄せました。赤十字病院では、これらの車いすを通じて、子どもたちの笑顔を一層引き出せることを願っています。今後もサンリオとの連携を深めて、人道支援活動に力を入れていくことを約束しました。

サンリオの社会貢献活動とは？

サンリオの「Sanrio Nakayoku Project」では、キャラクターを通じて人々を笑顔にする様々な活動を行っています。その一環として、病院や施設への訪問、手洗い啓発活動などを展開し、すでに20年以上にわたり活動を続けてきた実績もあります。

今後は、学用品の寄付やヤングケアラーの支援など、多岐にわたるプロジェクトを進めていく予定です。また、毎年11月には社員が地域貢献活動を行う「Sanrio Volunteer Month」も制定し、社員全員がボランティアに積極的に参加できる環境づくりを進めています。サンリオは「みんななかよく」という理念のもと、全ての人が幸せでいられる世界を目指し、これからも社会貢献活動を続けていく姿勢を崩すことはありません。

このように、サンリオのキャラクターたちは可愛さだけでなく、子どもたちの心に寄り添う存在として活躍しています。今後もその活動に目が離せません。