メタバースの新居場所
2025-10-09 09:48:19

小児がんと向き合う子どもたちに贈る、メタバースの新しい居場所

小児がんと向き合う子どもたちのためのメタバース交流事業



横浜市では、小児がんなどの病気と闘う子どもたちに、新たな居場所を提供するため、メタバース空間を利用した交流企画を進めています。この取り組みは、子どもたちが安心して考えや悩みを共有できる場として位置づけられています。特に、2023年度の第2弾企画として行われた「お菓子づくり」イベントが大きな注目を集めました。

交流事業の概要


この交流事業は、病気と向き合う子どもたちとその保護者が参加できる場を定期的に提供することを目的としています。メタバースという非現実的な空間での活動によって、参加者同士が気軽にコミュニケーションを取ることができ、心の支えや情報交換が活発に行われることが期待されています。

昨年行った第1回企画「YOKOHAMAスペースアドベンチャー」では、参加者が協力してクイズやパズルを解く楽しみを提供しました。参加者はチームとなり、ゲームを通じて自然と交流を深めることができたのです。

お菓子づくりのイベント実施


2023年10月4日、横浜市のメタバース空間では、お菓子づくりに関する特別なレクチャーが行われました。このイベントには、小児がんと向き合う子どもたちが参加し、グループごとにオリジナルの焼き菓子のアイデアを出し合いました。参加者のアイデアは、「横浜スイーツ&カフェ専門学校」の学生たちによって実際に製作され、後日、参加者にお届けされる予定です。

このお菓子づくりのプログラムでは、子どもたちが自分の創造力を発揮しながら楽しんで交流を深めることができるよう工夫されています。また、参加者の中で特に人気があった焼き菓子は、イベント後に専門学校のウェブサイトでも販売されることが決定しており、より多くの人々に楽しんでもらえるよう努めています。

今後の展望


横浜市のメタバース交流事業は、ただ気軽に交流するだけでなく、子どもたちが抱える悩みや不安を和らげる効果も期待されています。今後も様々なテーマでの交流企画を継続していく予定です。このような取り組みが、病気に立ち向かう子どもたちやその家庭にとって、支え合いの重要性を再認識させる場となることでしょう。

参加を希望する人は、公式サイトから最新情報を確認し、イベントに参加することができます。メタバースを通じて新たなつながりを見つけるチャンスをぜひお見逃しなく!

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お問合せ


お問合せは、医療局がん・疾病対策課 三室直樹までご連絡ください。

Tel: 045-671-2957

地域福祉や支援に関わるさまざまな活動を通じて、私たちもともに支え合っていきましょう。


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