兵庫県明石市で2024年4月1日から新たに母子手帳アプリ『母子モ』が導入されました。このアプリは、紙の母子健康手帳のデータをデジタル形式で記録できる画期的なツールです。明石市は「こどもを核としたまちづくり」を掲げており、地域全体で子育て家庭を支える環境を整えています。『母子モ』は700以上の自治体で導入されており、こども家庭庁が進める令和8年度からの電子版母子健康手帳の実現に向けた先駆けとなっています。
このアプリの最大の魅力は、予防接種のスケジュールや健診結果の管理を簡単にできることです。スマートフォンやタブレット、PCで利用可能なため、思い立ったときにすぐに情報を確認したり、記入したりすることができます。データはクラウドに保存されるため、万が一母子健康手帳を失くしても安心。また、引越しや機種変更時にもスムーズにデータを移行できるため、長期間利用することが可能です。
明石市では、子育て家庭を強力にバックアップするための施策も充実しています。生後3カ月から1歳の誕生月まで、見守り支援員が赤ちゃん向けの紙おむつを毎月無料で届ける「おむつ定期便」や、生後6カ月未満の乳児を持つ保護者に2時間分の無料ヘルパー利用券を提供する「子育てスタート応援事業」が用意されています。また、「産後ケア事業」では、母親と子どもへの相談支援を行っています。これらのサービスは「あかし子育て応援パック」として出産後の家庭に配布され、気軽に利用できる環境が整備されています。
さらに、地域の子育てを支援するために設立された「あかし子ども広場」には、子どもと保護者が遊んだり交流できる「子育て支援センター」や保護者が子どもを預けることができる「にこにこ保育ルーム」が併設されています。これにより、安心して子育てができる環境が提供されています。
『母子モ』は、子育て情報を効果的に発信するためのアプリです。妊産婦や子供の健康データを記録・管理し、地域の情報をお知らせする機能が充実しています。育児日記としても使える「できたよ記念日」では、子どもの成長を写真と一緒に記録でき、発達の目安作りにも役立ちます。アプリを通じて、自治体からの重要な情報やアドバイスも即時に届けられるため、特に非常時でも安心して子育てを行うことができます。
アプリの主な機能には、自治体からの各種制度・サービスの案内、妊娠や育児に関する情報、育児記録が含まれます。これにより、忙しい日々の中でも手軽に子育てをサポートし、必要な情報にアクセスできる仕組みが整っているのです。
『母子モ』は無料で利用でき、App StoreやGoogle Playからダウンロード可能です。育児や仕事で忙しいお母さん、お父さんにとって、安心できるサポートが提供される新しい相棒となることでしょう。明石市は今後もこのようなサービスを通じて、子育てしやすい地域作りを継続していく姿勢を示しています。しっかりとした支援体制のもと、自信を持って子育てに取り組める環境が整いつつあるのです。