熊谷市のラグビー文化を育てる！地域の助け合いが生む新たなスポーツの輪

熊谷市のラグビー文化を育てる！

埼玉県熊谷市では、地域のラグビー文化を育てるため、地元企業と専門機関が手を組んで様々な活動を展開しています。その中心にいるのが、NPO法人ARUKAS KUMAGAYAが運営する女子ラグビーチーム、「ARUKAS QUEEN KUMAGAYA WOMEN’S RUGBY FOOTBALL CLUB」、通称アルカス熊谷です。今回は、アルカス熊谷と株式会社アールディーシーが実施したタグラグビーの普及活動についてご紹介します。

タグラグビーとは？

タグラグビーは、ラグビーの魅力を残しつつ、安全に楽しめるスポーツです。従来のラグビーではタックルが必要ですが、タグラグビーでは腰に付けたタグを引き剥がすことでプレーが止まります。このため、体の接触がなく、男女を問わず子どもから大人まで、どなたでも楽しむことができるのです。

地域貢献型の取り組み

アルカス熊谷は、熊谷市の教育委員会と連携し、地域内の37校を巡ってタグラグビーの授業を行っています。これは、子どもたちにラグビーを身近に感じてもらい、その魅力を体験してもらうためのもの。アールディーシーのアスリート社員である阿部恵さんと杉本七海さんも、この取り組みに参加しています。

実際の授業では、選手たちが直接小学校を訪れ、楽しさを教えることで、子どもたちと一緒にアクティブに過ごしています。このような地域貢献活動によって、子どもたちの中からラグビーを続ける大学生も増えており、熊谷から日本のラグビー界を盛り上げていく希望が生まれています。