セミナーの概要
2026年5月21日、東京都港区で「Girls Meet STEM Summit 2026」が開催されました。本イベントには80を超える企業や大学、高等専門学校が参加し、中高生女子を対象としたSTEM(理系)教育の促進に向けた意義が共有されました。主催する公益財団法人山田進太郎D&I財団は、女子生徒に理系の道を選んでもらうための具体的な施策を紹介したり、成功事例を共有しました。
参加者の多様性と意義
サミットでは、2025年度の実施報告をもとに、今後の事業拡大についても触れられました。中高生女子に向けた参加企業・大学は260を超え、2025年度には9,000名の女子生徒が参加したとのこと。前年の関心を持つ応募者は13,000名近くにのぼり、まだまだ途上であることを認めつつ、さらなる機会の拡大が求められています。
特に、STEM教育におけるジェンダーギャップを解消するための取り組みの重要性が説かれました。また、関係者のネットワーク作りも進められ、実際に参加した企業や大学同士の情報交換が活発に実施されました。
ゲストセッションのハイライト
特別ゲストとしてMPower Partnersのキャシー松井氏を迎え、ダイバーシティと女性の労働力参加についてトークショーが行われました。松井氏は、データに基づいて女性役員の多い企業がより高い成果を上げていること、また女性の経済参加が出生率にも影響することを解説し、社会全体でこのギャップを埋める必要性を訴えました。
デモツアーでの体験
セミナー当日は、十文字中学・高等学校の女子生徒たちがSTEMの現場を体験できるデモツアーも実施されました。データサイエンスエンジニアと直接交流することで、理系分野に対する興味・関心をさらに深めました。実際に働いている女性たちからの話は、女子生徒にとって具体的なキャリアのイメージを持つきっかけとなります。
未来に向けた展望
サミットを通じて得られた知見を活かし、今後のプログラムの充実を図っていきたいと考えています。STEM分野における女性のキャリア選択を広げるために、さらなる拡大を目指し、全国の中高生女子に向けて多彩なプログラムを提供していく予定です。
特に「Girls Meet STEM」プログラムは、企業や大学、高専との連携を通じて、中高生女子が自らのキャリアを考えるきっかけを提供していきます。中高生に理系の楽しさを伝え、将来の進路選択の幅を広げる活動を今後も続けていくことで、社会全体の子どもたちの教育に貢献できるよう努めてまいります。