茨城県守谷市に母子手帳アプリ『母子モ』が導入!
茨城県守谷市で、母子手帳アプリ『母子モ』が7月1日より『MORIYA電子母子手帳アプリ』として本格的に運用を開始しました。このアプリは、守谷市が掲げる「子どもが心豊かにのびのび育ち、親が子どもを安心して育てることができるまち」に向けた取り組みの一環として、妊婦や子育て家庭に対する支援を強化するために導入されました。
『母子モ』の特色
『母子モ』は、紙の母子健康手帳のデジタル版として、妊娠や育児に関するさまざまな情報を手軽に管理できる画期的なアプリです。すでに730以上の自治体で導入されており、今回の守谷市での導入によって、全国的にも注目が集まっています。アプリを使えば、妊娠中の健康データや成長記録を簡単に記録できるほか、予防接種のスケジュール管理もスムーズに行えます。
便利な機能が充実
アプリには、妊娠期や育児期に必要な情報が満載です。例えば、妊娠中の体調記録や胎児の成長記録がグラフ化され、視覚的に管理が可能です。また、自治体から提供される補助制度やサービスの情報も随時更新され、照会ができます。さらに、家族とのデータ共有機能があるため、離れた場所にいる祖父母とも育児に関する情報を簡単に共有できます。
伴走型相談支援サービス
『母子モ』に追加機能として、自治体の子育て関連事業をサポートする『子育てDX』の「伴走型相談支援サービス」も登場します。これにより、保護者は来庁予約や妊娠届、アンケートの提出がアプリから24時間いつでも実施可能になり、待ち時間の短縮や混雑を避けることができます。
模範となる地域密着の支援
守谷市では、妊婦向けの「プレママクラス」や、パートナー向けの「パパママクラス」といった多様な支援が行われています。特に、多胎妊産婦家庭に対するサポートが充実しており、家庭内の負担を軽減するための訪問介助サービスなどが提供されています。このように、子育て支援のデジタル化と地域密着型の取り組みが組み合わさることで、より効果的な支援が実現されています。
市長のメッセージ
松丸修久守谷市長は、「このアプリを通じて、子育て世帯が情報や必要な支援にアクセスしやすくなることを願っています。皆様に安心して子育てをしていただくための一助となることを心から望んでいます」と述べています。
おわりに
『母子モ』を活用することで、守谷市の子育て家庭は手続きや情報収集が格段に便利になります。今後も、アプリの機能拡充や地域との連携を進め、安心できる子育て環境の整備を目指していくことでしょう。守谷市にお住まいの方、ぜひこのアプリを活用してみてください。2050年までに目指す子育て環境の変革に向けて、あなたの子育てが少しでも楽になる手助けをしてくれます。