母子手帳アプリ登場
2025-07-01 10:48:48

長崎県南島原市で母子手帳アプリ『母子モ』がスタート!子育て支援の新時代を迎える

長崎県南島原市が新たに導入した母子手帳アプリ『母子モ』が7月1日から提供開始されました。このアプリは、地域住民や保護者が利用できる便利な子育て支援ツールとして注目されています。南島原市は「人の優しさにふれ健やかで夢を語れるこどもが育つまち」という基本理念を掲げ、様々な子育て支援の取り組みを行っています。今回のアプリ導入は、これらの理念に基づく新たな支援策の一環です。

この母子手帳アプリ『母子モ』は、730以上の自治体で導入されている実績を持ち、デジタル化した母子健康手帳のデータを記録できます。これにより、保護者は妊娠から出産、育児までの過程において、手軽に健康管理や情報収集が行えるようになります。また、市内には16カ所の地域子育て支援センターが設置されており、保健師や助産師などの専門職が、妊産婦とその家庭に対しさまざまな相談に対応しています。

市ではさらに、妊産婦の経済的負担を軽減すべく、医療機関での費用の一部を助成する「妊産婦医療費助成」を行っています。また、令和5年度からは、高校生世代も福祉医療の対象となる支援も開始されており、妊娠期から育児期までのエコシステムが構築されています。これらの施策を通じて、南島原市は子どもたちが健やかに成長する環境を整えています。

『母子モ』では、妊産婦と子どもの健康データの管理、予防接種のスケジュール管理、助産師からのアドバイスなど、便利な機能が満載です。特に、育児日記の機能である「できたよ記念日」は、記念日を写真やメッセージとともに記録でき、子どもの成長を見える形でサポートします。さらに、感染症や自然災害などの非常時に必要な情報を市から即時に受け取れる仕組みも整っており、安心して子育てできる環境を提供しています。

南島原市の松本政博市長も、アプリ導入にあたって「妊婦や子育て世代の不安を少しでも軽減し、未来を担う子どもたちが健やかに成長できることを願っています」とコメントしています。このアプリは、育児に忙しい保護者にとって強力なサポートとなるでしょう。『母子手帳アプリみなみしまばら』は、App StoreやGoogle Playから無料でダウンロード可能で、スマートフォンやタブレットで簡単に利用できるようになっています。

母子モ株式会社は、2030年までに妊娠から子育て期の情報をスムーズに提供するビジョンを掲げ、社会全体の子育て関連事業のデジタル化を進めており、保育者と自治体、医療機関の連携を強化しています。地域の特性を生かした地域密着型の取り組みは、今後ますます重要な役割を果たすことが期待されています。南島原市の取り組みは、他の自治体にも良い影響を与えるモデルケースとなることでしょう。


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