名古屋に誕生！子どもの創造力を育む木製遊具『Nekopu』

2025年10月4日（金）、愛知県名古屋市緑区に位置するプリスクール「SukuSuku English Preschool」内に、新しい大型木造遊具施設『Nekopu』が誕生しました。この遊具は「やまのおうち」がプロデュース・設計・製作を担当し、外部建築は株式会社エコ建築考房が手掛けています。国産の木材や漆喰など自然素材を使用し、熟練の職人によって丁寧に作られています。

Nekopuは大型木造の三層からなる遊具であり、子どもたちが安全に遊べるよう国内の遊具安全基準をしっかりと満たしています。また、SukuSuku English Preschoolでは、Nekopuを背景に英語や日本文化を融合したイベントを地域の子育て世帯に提供し、地域貢献を図る予定です。

SukuSuku English Preschoolとは

名古屋市緑区に位置する「SukuSuku English Preschool」は、全て英語環境で運営されているプリスクールです。この施設は、「豊かな心を持ち、生きる力を育む」という保育理念のもと、英語を学ぶだけでなく、子どもたちの生きる力や学びへの意欲を育むことを重視しています。

『Nekopu』の魅力

この遊具施設の名称『Nekopu』は、特別な意味を持つ造語です。「Neko」はラトビア語で「何もない」を意味し、「pu」はフランス語の接尾辞として「～できる」の意を持たせています。つまり、『Nekopu』は、何もない場所からでも子どもたちが自ら新しい遊びや世界を創出し、成長する空間を意味しています。この場所は単なる遊び場ではなく、子どもたちが想像し、創造することで無限の可能性が広がる場なのです。

プロジェクトコンセプト

「SukuSuku」という名前には、子どもたちがすくすく育つという願いが込められています。この理念のもと、自然や宇宙の広がりを体感できる遊び場を作りました。クラス名には「Seedlings」や「Sprouts」、「Blossoms」といった成長のプロセスや、「Moon」や「Star」、「Sky」といった自然物の要素を取り入れています。子どもたちがこの世界観の中で、種をまき、水をやり、花を咲かせ、収穫するという体験を通じて、主体的に遊びを広げていく様子が期待されます。

遊具デザインコンセプト

Nekopuのデザインは、「生きる力を育むこと」をテーマにしています。遊びの中で育まれる力として、想像力や自己肯定感、情緒の成長、主体性、能動性が重要視されています。遊具の形は、多様性をもたらし、子どもたちの「やってみたい」「知りたい」といった感情を自然に引き出す工夫が凝らされています。特定の形を強いるのではなく、自由に想像を広げる余白を持つ点が特徴です。