中高生の新たな居場所ニーズ調査結果とセミナーのお知らせ
認定NPO法人3keys(スリーキーズ)では、全国の中高生約4,000人を対象に、「非交流型」の居場所ニーズを調査しました。この調査の結果がどのような意味を持つのか、またその結果を深掘りするためのセミナーについてお知らせします。
調査の背景と目的
本調査の目的は、思春期世代が必要とする居場所のあり方を理解することです。既存の児童館や青少年センターは人との関わりを前提に設計されていますが、昨今の子どもたちには異なるニーズが求められていることを示唆しています。
調査結果の概要
調査結果によれば、約33%の中高生が「非交流重視」と回答しました。これは「知っている人に会いたくない」「ひとりで静かに過ごしたい」といったニーズを持つ子どもたちの割合が、交流を望む層よりも多いことを意味します。
相談しない子どもたち
さらに、困難に直面した際に「誰にも相談しない」と回答した子どもたちが、非交流重視グループからは約2倍もいることが分かりました。これは、従来の交流型支援では支援が届かない層の存在を示しています。
被受容性の重要性
一方で、孤独を好む一方で「ありのままの自分を受け入れてほしい」というニーズも強く持っています。このことから、カウンセリングなどの支援が求められることが見えてきます。
調査報告書の詳細
本調査は2025年9月1日から9月29日まで、株式会社テスティ―のスマートフォンアンケートアプリ「Powl」にて実施されました。中学生1,074人、高校生2,705人が回答し、全体で約4,002名の有効回答が得られました。これらのデータは、思春期の子どもたちに特化した支援策を考える上で貴重な情報源となります。
セミナー開催のお知らせ
調査結果をもとに、専門家とともに「居場所支援のあり方」を考える場として「第29回・第30回 Child Issue Seminar」を開催します。以下の通り、各地で開催予定です。
大阪セミナー
- - 基調講演:「社会構造から考える家族主義の限界とケアの再分配」筒井淳也氏(立命館大学教授)
- - 日時:2026年10月28日(水) 14:00〜17:00
- - 会場:リージャス梅田スクエアビジネスセンター
- - 参加費:会場参加 無料/アーカイブ視聴(資料付き)個人2,000円、団体5,000円
- - 参加申し込みはこちら [大阪]
札幌セミナー
- - 基調講演:「社会的養護の現場から家族に閉じないケアと居場所」藤間公太氏(京都大学准教授)
- - 日時:2026年11月26日(木) 12:30〜15:30
- - 会場:TKP札幌駅カンファレンスセンター
- - 参加費:会場参加 無料/アーカイブ視聴(資料付き)個人2,000円、団体5,000円
- - 参加申し込みはこちら [札幌]
3keysについて
認定NPO法人3keysは、子どもたちの権利保障と自立支援に特化した団体です。学習支援や居場所づくりなど、多彩な活動を通じて子どもたちの未来を支える取り組みを行っています。詳細は公式サイトをご覧ください。
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子どもたちの大切な居場所づくりについて、私たちみんなで考えていきたいですね。