聖愛高校野球部のメンタル強化法
青森県弘前学院聖愛高校の野球部は、2013年の初出場以来、2025年までに3度も甲子園の舞台に立っています。その裏には、著者でありメンタルコーチでもある津村柾広氏の指導があります。彼は、ただの高校野球チームを強豪に育て上げた驚きのメンタルスキルを明らかにしました。今回は、その背景や具体的な方法について探ってみます。
聖愛高校の高校生たちの挑戦
聖愛高校は、元々女子高でありましたが、共学化してから新たに設立された野球部です。このチームの選手たちは、ほとんどが地元の普通の子どもたちで、特別なエリート選手ではありません。それでも、彼らは青森県内の強豪チームを次々と倒し、甲子園へと進出することができたのです。
その根本にあったのは、「メンタルの強さ」。技術や体力が劣る中で、どのようにして心を鍛え、困難に立ち向かうことができたのでしょう?この問いを解く鍵が、津村氏の新刊『10代のメンタルを強くする50のルーティン』に詰まっています。
10代のメンタルの悩み
10代の子どもたちは、教育や人間関係、将来への不安など多くの悩みを抱えています。小さなことで自信を失い、ネガティブな感情に飲み込まれがちです。実際、津村氏が講演の際に行った調査によると、10代の子どもたちの90%以上が自身のメンタルに自信がないと答えています。
そのため、彼はこの本で10代の悩みを5つのカテゴリーに分け、具体的な解決策を提示しています。
1.
スポーツ・部活動
競技力向上だけでなく、チームメイトとの信頼関係を築くことも含まれます。
2.
学校・勉強
自信を持って学び、テストに取り組むための心構え。
3.
友人・家族関係
良好な人間関係の構築とコミュニケーションスキル。
4.
性格の弱み・欠点
自分の弱みを受け入れ、ポジティブに変えていく考え方。
5.
将来・夢
目標を設定し、夢を追いかけるためのマインドセット。
具体的なルーティン
「折れない心」を形成するためには、日常の中で実践できる簡単なルーティンが効果的です。著者自身がメンタルコーチとしての経験を基に開発したこれらの方法は、誰でも取り入れることができ、心の強さを向上させることが可能です。これにより、10代の若者たちは、困難な時期でも自分を強く保てるようになります。
著者、津村柾広のプロフィール
津村氏は1965年に青森県八戸市で生まれ、2012年からは弘前学院聖愛高校のメンタルコーチを務めています。彼は自律型選手の育成に尽力し、聖愛高校野球部を3度の甲子園出場へと導かなければなりませんでした。現在は、全国各地での講演活動を通じ、1万5000人以上の子どもたちにメンタルトレーニングを提供しています。
まとめ
本書『10代のメンタルを強くする50のルーティン』は、ただのメンタル強化書ではなく、子どもたちの心を支えるために必要な知識と方法が詰まった一冊です。10代の心の悩みを抱える全ての人にとって、役立つ内容となることでしょう。自分自身や周りの大切な人がメンタル面で苦しんでいるなら、ぜひ手に取ってみてください。