第20回アイデム写真コンテスト「はたらくすがた」
株式会社アイデムが主催する写真コンテスト「はたらくすがた」が、今年も開催されます。このコンテストは、小学生から高校生を対象としており、【身のまわりで働く大人】の姿をテーマにした写真を募集しています。応募は2025年9月17日まで可能で、子どもたちが働くことについて考える貴重な機会とされています。
コンテストの目的
「はたらくすがた」という名前からも分かる通り、このコンテストは「働くこと」に対する理解を深めさせることを目的としています。アイデムは2005年からこの活動を続けており、働くことの素晴らしさを次世代に伝えようと努力しています。特に、2024年には全国から7,407点の作品が集まり、若い世代の表現力や感じ方が注目されました。
写真撮影の意義
写真コンテストでは、キーワードは「真剣」です。子どもたちがシャッターチャンスを狙う中で、被写体となる大人が見せる真剣な眼差しや仕事に向き合う姿勢を通じて、彼らには「職業観」や「勤労観」を学ぶ機会が与えられます。この体験を通じて、子どもたちはきっと自分の将来を考えるきっかけを得ることでしょう。
学校での取り組み
また、このコンテストは多くの学校で「キャリア教育」の一環として採用されています。夏休みの宿題などで取り組まれるケースがあり、情報教育としても活用されています。学校単位での参加が盛んで、今後の世代の働き方に大きな影響を与えることが期待されます。
入賞作品と選考
選考には、著名な写真家や作家が揃い、全応募作品から「グランプリ」や「準グランプリ」など49作品が選出されます。今回は新たに小学生部門向けの特別賞や、学校全体での取り組みを評価する団体奨励賞も設けられており、参加の幅が広がっています。入賞発表は2025年11月中旬の予定で、受賞者には賞状や副賞が贈られます。
結びに
私たち大人が働く姿を見せることは、次世代を担う子どもたちにとって大きなインスピレーションとなります。「はたらくすがた」のコンテストを通じて、彼らの感性や価値観が育まれることを願っています。興味のある方は、ぜひ応募してみてはいかがでしょうか。応募方法や詳細はアイデムの公式ウェブサイトで確認できます。日々の生活の中で働く姿を切り取った作品を通じて、未来の「はたらく」がどのように変化するのか、楽しみにしています。