猫ひっかき病検査
2026-01-19 17:32:29

猫ひっかき病の迅速検査キット開発プロジェクトが始動!

山口大学が進める猫ひっかき病の迅速検査キット開発プロジェクト



山口大学大学院医学系研究科の病態検査学講座は、猫ひっかき病の診断において重要な役割を果たしており、今の時代に求められる迅速な診断方法の実現に向けて新たな挑戦に乗り出しています。この度、同大学では医療現場で即座に猫ひっかき病を診断可能とする「迅速検査キット」の開発が決定し、2026年1月19日からクラウドファンディングを通じてその活動資金を募ることになりました。

猫ひっかき病とは?


「猫ひっかき病」は、猫との接触(例えばひっかき傷や噛まれること)を通じて感染する病気で、主にバルトネラ・ヘンセレ菌によって引き起こされます。国内では年間約1万人がこの疾患にかかっているとされ、小児に多く見られる傾向があるため、その早期発見と治療が重要です。具体的にはリンパ節の腫れや発熱といった症状が見られ、原因不明の不調に悩まされる患者も多いのが実情です。

しかし、現在の検査法は準備に多大な時間を要し、患者の不安や治療の遅れを引き起こす要因となっています。このような現状を打破するために、山口大学では新たなプロジェクトを立ち上げました。

プロジェクトの目的


このプロジェクトでは、過去30年にわたり蓄積されたデータと技術を活用し、インフルエンザなどの一般的な検査キットのように「その場で・誰でも・簡単に」結果が判定できる迅速診断キットを目指しています。これにより、猫ひっかき病の素早い診断が実現し、飼い主が安心して猫と共に生活できる環境を整えることを目的としています。

クラウドファンディングの詳細


今回のクラウドファンディングは、次のような概要で行われます。
  • - プロジェクト名: 猫と安心して暮らしたい!猫ひっかき病検査キット開発に支援を!
  • - 実施期間: 2026年1月19日(月)9:00 ~ 3月18日(水)23:00
  • - 目標金額: 400万円
  • - 形式: All or Nothing方式(設定金額達成時のみ支援金を受け取る)
  • - URL: READYFORプロジェクトページ

多くの人々の支援を集めて、より効果的で使いやすい検査キットを実現すべく動き出します。

市民公開講座のご案内


このプロジェクト開始に伴い、一般市民向けの公開講座も開催されます。講座の内容では、猫ひっかき病の基礎知識、症状、予防法、さらに現在開発中の検査キットについて詳しく知識を深めることができます。

  • - 講座名: 山口大学医学部主催 市民公開講座『「猫ひっかき病」って知っちょる? 〜安心して猫と暮らすために知っておきたいこと〜』
  • - 日時: 2026年1月31日(土)10:30〜12:00
  • - 場所: 宇部市立図書館 2階 講座室(宇部市琴芝町1丁目1-33)
  • - 登壇者: 常岡 英弘 特命教授、大津山 賢一郎 講師
  • - 司会: 岡崎 美恵(FMきららパーソナリティ)

この機会に猫ひっかき病についての理解を深め、安心して猫と暮らすための知識を身につけてください。

研究者からのメッセージ


山口大学の常岡教授は、「私たちは30年にわたり、日本全国から送られる検体の検査を行ってきました。新しい診断検査キットが完成すれば、猫を愛するすべての方が、緊急の際にも迅速に診断を受けられる環境が整います。皆様のご支援をお願いいたします」と述べています。

このプロジェクトは、猫と人間の安全な共生を目指す重要な取り組みです。より多くの方にこの活動に参加していただき、ご自身の愛猫の健康を守る手助けをしていただければと思います。

【お問い合わせ】
山口大学医学部総務課広報・国際係(西村)
電話(0836)22-2009
E-Mail: me268@yamaguchi-u.ac.jp


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