子どもたちが手がける新しい水族館 「KIITO sea world」の全貌とは
神戸の港に位置する水族館「AQUARIUM×ART átoa」(以下、アトア)で人気のあるイベントが、デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)で行われました。「みんなでKIITOに水族館をつくろう!」というタイトルのもと、全6回のワークショップを通じて、子どもたちが中心となって新しい水族館の形を模索しました。
ワークショップ開催の背景
このプロジェクトは、造形教育の専門家「マキコムズ」さんとアトアとのコラボレーションによって実現しました。神戸市内の小学生、具体的には小学3年生から6年生までの子どもたちが参加し、自らの想像力を駆使して水族館のアイデアを発信。そして、それを実際の形にするという挑戦を行いました。
ワークショップの流れ
ワークショップは、子どもたちが様々なテーマに基づいて水族館の設計を行う形式で進行しました。最初の2月21日には、アトアの飼育員から水族館や生きものに関する知識を学び、その後、実際の水族館を見学することで、彼らの視野を広げました。生き物の色や形、環境を観察し、オリジナルな水族館のコンセプト創りに活用しました。
次に、2月28日からは実際の制作活動がスタート。多彩な素材や工作技術を駆使し、子どもたちはアトアの飼育員やスタッフのサポートを受けながら、自分たちのアイデアを具体化していきました。各回ごとに色々な工夫や独自の展示方法が次々と生まれ、創造的な作品が仕上がっていきました。
最後のセッションである3月20日には、自分たちが手がけたオリジナルの水族館「KIITO sea world」が披露されました。この水族館は、通常の水槽の概念を超えた空間で構成されており、「ジンベエザメやクロマグロが穏やかに泳ぐ様子」や「幻想的なクラゲの展示」、「光る魚のゾーン」など、大人の想像を超えたアイデアが形になりました。子どもたちが自らの作品について堂々と説明する姿は、まさに飼育員そのものでした。
参加者の声とアトアの思い
アトアのスタッフは、子供たちが自分のアイデアを表現できるよう細心の注意を払い、彼らの自由な発想を形にするサポートを行いました。このプロジェクトを通して、子どもたちの柔軟な視点や創造力が我々にとっても新たな刺激を与えるものであったと語ります。
このような活動は、地域のクリエイターとも連携し、神戸の特性を生かした「学び」と「創造」を重視した場づくりを継続的に行っていく予定です。
より深い experiência の提供
さらに、「KIITO sea world」では3月21日から5月10日まで、成果としての展示会も開催されます。無料での入場が可能なこのイベントは、子どもたちが作り上げた水族館の成果をぜひとも見逃さないでください。そして、関連ワークショップの実施も計画されています。
子どもたちが直にアプローチして新しいアイデアを想像し、それを現実のものにするプロセスは、大人でも非常に貴重な体験となるでしょう。充実した学びの場で、皆さんのご参加をお待ちしています!