思春期の子どもたちを理解するためのセミナーアーカイブ動画
思春期を迎える子どもたちは、さまざまな変化と問題に直面します。今の子どもたちがどのような特性を持ち、どのような状況に置かれているのかを理解するためには、専門家からの知識が必要です。そこで、今回ご紹介したいのは、思春期をテーマとして実施されたセミナーのアーカイブ動画です。特に第23回から第25回にわたる3本の講義は、多くの親や教育関係者にとって大変有益な内容となっています。
セミナーの詳細
このアーカイブ動画は、認定NPO法人3keysが提供しており、各分野の専門家である小野善郎先生、松本俊彦先生、原田直樹先生がそれぞれの視点から思春期の子どもたちについて講義を行いました。
- - 第23回: 今どきの子どもたちの実態と、親や周りの大人たちの関わり方
講師:小野善郎先生(子どものこころ専門医)
現代の子どもたちは、かつての世代とは違った特色を持っています。この講義では、今の子どもたちの心理状態や行動パターンについて、具体的な事例を交えて分かりやすく解説します。
- - 第24回: 10代の10人に1人が経験するオーバードーズ・自傷行為
講師:松本俊彦先生(精神科医)
若い世代の間で増加しているオーバードーズや自傷行為。この講義では、何が原因でこれらの行動が生じるのか、またどう対処すればよいのかについて学べます。
講師:原田直樹先生(社会福祉士・精神保健福祉士)
不登校問題は近年ますます深刻化しています。この講義では、実際の調査結果を基に子どもたちの心情を考察し、親や周囲の人々ができる支援について考えます。
セミナー視聴の詳細
これらのセミナーは、それぞれ1,000円で視聴可能で、3回分セットであれば2,000円で利用できます。視聴期間は2025年7月31日までで、申し込み締切は7月28日となっています。この間は何度でも視聴が可能ですので、じっくりと学んでいただけます。
注意点として、視聴はお一人ずつのお申し込みが必要で、URLの転送はお控えいただくようお願いしております。詳細とお申し込みは、Peatixのリンクから行えます。
3keysの理念
認定NPO法人3keysは、児童養護施設で暮らす子どもや、虐待や家庭環境によって孤立を余儀なくされる子どもたちを支援する活動を行っています。すべての子どもたちが社会で孤立することなく、安心して暮らせるように2011年より活動しています。独自の「非交流型・非プログラム型」のユースセンターを開設し、10代の子どもたちが安心して過ごせる場を提供しています。
このアーカイブ動画を通じて、親や教育者として、今の子どもたちに何ができるのかを改めて考える機会となれば幸いです。