大分市の新しい里帰り出産支援事業で安心の出産をサポート

大分市の里帰り出産家庭支援事業がスタート

大分県大分市では、2023年7月1日より「大分市里帰り出産家庭支援事業」を開始しました。この事業は、里帰り出産を希望する家庭に安心して出産および育児ができる環境を提供することを目的としています。これにより、出産後の帰省を通じて、地域に対する親しみや愛着を育んでいくことを目指しています。

支援内容

この里帰り出産支援事業は、主に次の2つの支援内容から成り立っています。

1. 里帰り出産家庭助成金
2. ふるさと未来パスポート

1. 里帰り出産家庭助成金

里帰り出産家庭助成金は、県外から大分市に戻って出産する産婦を受け入れる家庭を対象にした支援金です。具体的には、大分市内の実店舗で購入したベビー用品や妊産婦用品の購入費用の一部が助成されます。対象の品物には、ミルクやおむつ、ベビー服、ベビーカー、チャイルドシート、授乳服など多岐にわたります。

助成金の上限額は5万円で、出産日の2か月前から1か月後に購入した物品が対象となります。ただし、オンラインでの購入は助成金の対象外です。また、申請は出産日から1か月以内に行う必要があり、窓口または電子申請のいずれかを選ぶことができます。

2. ふるさと未来パスポート

「ふるさと未来パスポート」は、里帰り出産家庭助成金の交付を受けた家庭の産婦とその子供が利用できる特典パスです。このパスポートを持っていると、さまざまな育児サービスを受けることができます。具体的には、助産師によるサポート訪問や子供料金が無料になる高崎山自然動物園、教育機関での宿泊料金が半額になる特典などが含まれます。

利用するには、まず市の公式LINEに友だち登録し、パスポートの認証コードを入力して登録を行います。これにより、サービスを利用する際にパスポートを提示するだけで特典が受けられます。