海の日を楽しむ!「海の魅力体感フェスティバル」
2025年7月21日、海の日を祝い、山梨県南アルプス市で「海の魅力体感フェスティバル」が開催されました。このイベントは、一般社団法人海と日本プロジェクト in やまなしが主催し、約1000人の来場者で賑わいました。猛暑日にも関わらず、家族連れがたくさん遊びに来て、海に関するさまざまな体験を楽しんでいました。
会場の盛況ぶり
会場を訪れた方々は、まず入場口で海の生き物が描かれた大型トラック、静岡県沼津市のブルーコーナーによる移動水族館を見かけます。このトラックの中には、さまざまな海洋生物が展示されていて、子供たちは小窓から生きた魚を観察して大興奮の様子でした。
水族館の隣には、海の生き物とのふれあいができるブースが用意され、駿河湾で捕獲されたタカアシガニやヒトデ、ウニなどに触れることができました。まるで海の中にいるかのような感覚を楽しむことができ、子供たちの歓声があちこちから聞こえてきています。
カツオの藁焼き体験
さらに、焼津市観光協会の協力を得て実施されたカツオの藁焼き体験も大注目でした。抽選で選ばれた参加者が藁を燃やしてカツオを香ばしく焼き上げる様子は、観客の心をつかみました。実際に試食も行われ、参加者たちは「焼津のカツオは最高だね!」と感動の声をあげていました。また、鰹節削りの体験も人気で、子供たちは「このままご飯にのせて食べたい」と話している姿が印象的でした。
本物の砂浜の体験
会場には本物の砂浜も登場し、静岡県から運ばれた砂で子供たちが遊びまくる姿が見受けられました。これを見た親たちは、子供を遊ばせながら「海にまだ行っていないから、夏はぜひ海に行かせたい」と話していました。真夏の暑さに負けない楽しい時間が流れていました。
トークショーで学ぶ海の知識
2階の特設エリアでは「海の魅力トークショー」が盛況に行われました。吉本興業の芸人、世間知らズが海の生き物を楽しく紹介し、その後、ブルーコーナーの石垣幸二さんが深海生物の生態や保護の大切さについて講演しました。特に、海洋環境問題やゴミの影響についての話は、子供たちにとっても身近な問題でした。石垣さんの熱意ある呼びかけは、参加者に深い印象を与えました。
参加者からの感想
トークショーに参加した出演者からは、山梨の子供たちと直接触れ合えて嬉しいという声が聞かれました。石垣さんは「ぜひ夏は海に遊びに来てください!海を守るためにも皆で協力しましょう」というメッセージを伝え、世間知らズは「海の話ができて良かった。山梨から少しでも海を意識していきたい」とまとめました。
このように、子供たちが楽しみ、学び、そして海の大切さを知ることができる「海の魅力体感フェスティバル」は、山梨において素晴らしい体験を提供しました。来年の「海の日」にもぜひ期待したいイベントです。