送迎付き学童事業が進化!habが「ベルナル大賞」を受賞
日本国内での共働き世帯の増加に伴い、子育て世代の課題が一層浮き彫りとなっています。その中でも、「送迎」に関する問題は、多くの保護者が直面する深刻な悩みのひとつです。そんな中、転機が訪れました。送迎プラットフォーム「hab」を運営するhab株式会社が、西日本旅客鉄道株式会社と株式会社JR西日本イノベーションズが主催する「JR西日本グループ事業共創プログラム『ベルナル』」において、「ベルナル大賞」を受賞したのです。
この受賞によって、hab株式会社はJR西日本グループとの協力を得て、今後「送迎付き学童事業」の事業化を本格的に進めていくことが発表されました。最近の公募選考では、hab社の送迎プラットフォームが持つ可能性と、JR西日本の資産との連携によってこの事業の実現が期待されるとの評価を受けました。
「ベルナル」とは?
「ベルナル」は、地域社会の課題を解決するスタートアップ企業とJR西日本グループが連携し、双方の経営資源を用いて新たなビジネスを創出するためのプログラムです。この取り組みは、特に地域のニーズに即した持続的な発展を目指しています。
2025年の最終審査会が大阪で行われ、厳しい選考を経て選ばれた3社の中にhab株式会社が含まれ、特に評価されたのが、効率的で安全な送迎機能です。共働き世帯が増加する中、学童保育のニーズが高まる一方で、多くの保護者は学童施設への送迎が大きな負担であると感じているのが現実です。
送迎付き学童事業の特徴
今回の取り組みにより、habとJR西日本が協力し、送迎付きの学童サービスを作り出そうとしています。この事業には、JR西日本が保有する駅の施設や交通手段、地域との強固な関係が活かされ、利便性と安全性が両立する新たなプラットフォームが構築される見込みです。これにより、子育て世代に寄り添うサービスが提供され、保護者が安心して子どもを送り届けることができるようになるでしょう。
hab株式会社の代表取締役である豊田洋平氏は、この度の受賞に対して「すべての人がやりたいことを諦めない世界の実現」を目指して、自社の取組みが評価されたことに感謝の意を表明しました。また、今後の目標として、2026年4月のサービス展開を掲げ、具体的なサービス設計や実証実験を通じて、社会貢献に寄与できることを願っています。
未来へ向けた一歩
hab株式会社が行政や地域と力を合わせて進む「送迎付き学童事業」は、子どもたちの安全を確保するための新しい試みとして期待が寄せられています。送迎の負担を軽減することで、より多くの家庭が安心して子どもの教育活動に取り組める環境が整えば、地域全体が活性化することでしょう。
今後も、子育てを支援する新たなアイディアやサービスがどのように展開していくのか、目が離せません。この取り組みを通じて、子育て世代のライフスタイルが一変し、安心して生活できる社会が実現することを願っています。
お問い合わせ
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