体験しながら学ぶ防災教室 "地震のそなえ"
公益社団法人ガールスカウト日本連盟と防災科学技術研究所が共同で開催するオンライン防災教室、「地震のそなえ」が、来る3月22日(土)に実施されます。このイベントは、子どもたちが地震について理解し、そして実際に備えるための知識を養うことを目指しています。特に、親子で参加できる内容に企画されているため、家庭でのコミュニケーションや学びの場としても役立ちます。
イベントの詳細
このオンライン講座の時間は、午後2時から約75分間です。参加する対象は小学生とその家族で、参加費は無料。定員は100組と限られているため、興味がある方は早めの申し込みをお勧めします。申込は特設ウェブサイト(Peatix)から行え、締切は3月19日(水)の午前9時です。
学びの内容
知識をそなえる
まず、専門家による講義で、頻繁に発生する地震のメカニズムについてじっくりと解説されます。「自分の家に地震が来たらどうなるのか?」といった具体例を取り入れながら、地震についての基礎的な理解を深めることができます。
試してそなえる
次に、実際に家庭で行える防災対策について考えます。具体的には、災害に備えた部屋のレイアウトや収納術など、日々の生活に即した内容が伝授されます。これにより、家庭内での安全対策が少しずつでも実践できるようになるでしょう。
シェアしてそなえる
また、このオンライン形式ならではの利点を生かし、全国各地の参加者同士での意見交換も行われます。自分たちの地域の状況やアイデアをシェアすることで、多様な視点からの防災対策のヒントが得られる機会となるでしょう。
特別講師のご紹介
本教室の特別講師には、国立研究開発法人防災科学技術研究所の特別研究員、上田啓瑚氏を迎えます。実績豊富な彼の視点から、現実的かつ実用的な知識を学ぶ貴重なチャンスです。
参加に必要な道具
参加する際には、あらかじめA4サイズの白紙と、フェルトペンなどの太めの黒ペン、さらに赤などのカラーペンを準備してください。これらを使って、講義中に積極的にワークショップに参加していただけます。
ガールスカウトの取り組み
ガールスカウト日本連盟は、長年の青少年教育を活かし、防災・減災に関する教育プログラムを推進しています。この教室を通して、子どもたちが将来的に自立した行動ができるようになってほしいと願っています。
まとめ
防災に関する知識は、災害が多い日本において不可欠です。この防災教室は、ただの講義にとどまらず、参加者同士の交流や実際の防災対策を体験できる至極の機会です。家族みんなで、地震に強い家庭を築くための第一歩を踏み出しましょう。皆様のご参加を心よりお待ちしております。