八天堂が新たに導入した教育システム「しがく式」の魅力
2025年7月8日、株式会社八天堂が「しがく式」を社内研修プログラムとして採用したことが発表されました。この教育システムは、株式会社キャリアコンサルティングが提供し、リーダーシップの基礎教育を目的としているものです。八天堂は広島県三原市に本社を構え、1933年の創業以来、くりーむパンをはじめとする食品の製造・販売に特化してきました。
導入の背景と目的
近年、広島県は人口の流出問題に直面しています。2024年までに転出超過数が1万711人になる見込みで、これは全国最多となります。このような課題を受け、八天堂と株式会社キャリアコンサルティングはオフィシャルパートナー契約を結び、地域の若者育成や地域課題解決に向けた取り組みを進めることが決定されました。八天堂は「あなたと出会えてよかったと一人でも多くの人に言ってもらえる人になる」という理念を掲げ、人材育成と社内活性化を重視しています。
「しがく式」とは何か?
「しがく式」は、2013年にスタートした教育プログラムで、リーダーシップの基礎教育に重点を置いています。80以上のレッスンを段階的に学ぶことで、自分の志を持ち、社会に貢献できるリーダーを育成することを目指します。これまでに2万5千人以上の人材がこのプログラムを通じて輩出されており、社会で活躍するリーダーを形成しています。
実施報告
今回の「しがく式」導入研修は、八天堂本社にて行われ、同社の代表、役員、そして社員の総勢20名が参加しました。講師には、株式会社キャリアコンサルティングの広島事業所所長である横塚将司氏が招かれ、リーダーシップ教育が行われました。この研修を通じて、参加者にはリーダーとして必要なスキルやマインドセットが培われました。
地域に根ざした次世代人材育成の目指すもの
八天堂は、しがく式の導入を通じて地域に密着した人材育成を進め、広島の未来をより良いものにするための貢献を目指しています。リーダーシップ教育を受けた参加者たちが地域社会に働きかけ、活発なコミュニティの形成へとつなげていくことでしょう。これは、人口減少という地域の大きな課題に対する一つの解決策ともなります。
まとめ
八天堂の「しがく式」導入は、地域貢献と人材育成の新しい一歩となるでしょう。これからも八天堂は、地域と共に成長し続ける企業として、自らの理念を実現していくことが期待されています。今後の活動に目が離せません。八天堂としがく式が織りなす未来にぜひご注目ください。