福島県小野町に登場！母子手帳アプリで子育て支援を強化

福島県小野町で母子手帳アプリ『母子モ』が登場

福島県田村郡小野町で、母子モ株式会社が提供する母子手帳アプリ『母子モ』が、地域の子育て支援の一環として導入されました。このアプリは、2月17日より使用開始され、町のビジョン「人が輝きみんなでつくるしあわせおのまち」を実現するために、子育て支援に力を入れています。

総合的な支援体制

小野町では、結婚から妊娠、出産、子育てに至るまでの切れ目のない支援を目指しています。『母子モ』は、680以上の自治体で導入されている実績があり、紙の母子健康手帳のデータをデジタル化して記録することができ、今後の電子版母子健康手帳の普及に先駆けて運用が始まることが期待されています。

ここで記録されるデータは全てクラウドに保存されるため、万が一母子健康手帳を紛失した際のバックアップとしても機能します。また、他の市区町村に引っ越した場合やスマートフォンの機種変更時でも、スムーズにデータを引き継ぎ、安心して利用し続けられます。

多様な経済的支援

小野町では、妊産婦を支援するために数多くの制度が設けられています。例えば、妊産婦が支払った医療費の自己負担を一部助成する「すこやか出産妊産婦医療費助成事業」や、出産を祝う「笑顔とがんばり子育て応援金」といった制度があります。さらに、妊婦の口腔健康をサポートする事業や育児世帯への支援金なども用意されています。

このような支援が整っていることで、子育てにかかる経済的負担を軽減しやすく、出産や育児に専念できる環境が整っています。

便利な機能が盛りだくさん

『母子モ』に搭載されている機能は多岐にわたります。妊産婦や子どもの健康データを管理するだけでなく、予防接種のスケジュール管理や、育児に関するアドバイスを提供します。特に便利なのは、育児記録をつけられる「できたよ記念日」機能。子どもの成長を写真付きで手軽に記録することができ、かけがえのない思い出を残すことができます。

また、アプリは、感染症の流行時にも迅速に必要な情報を配信できるため、非常時における子育ての安心感を高める役割も果たします。

小野町の思い

小野町の村上昭正町長は、この取り組みに期待を寄せています。「このアプリによって、妊産婦の方々への支援がより切れ目なく行えるようになることを目指しています。『おののび』は、小野町の子どもたちがのびのびと成長し、また町の子育て世帯が安心して育児を行えるようにとの願いから名付けました。」と述べています。

アクセス方法

アプリは、App StoreやGoogle Playで『母子モ』を検索することでダウンロード可能で、またPCからも公式ウェブサイトにアクセスすることで利用できます。
子育て支援におけるデジタル化が進む中、小野町の取り組みは、地域の子育て世帯にとって大きな助けになることでしょう。この機会にぜひ、便利な母子手帳アプリ『母子モ』を体験してみてください。