セブン-イレブンが挑む持続可能な製造体制
株式会社セブン-イレブン・ジャパンは、地域の特性を生かした持続可能なサプライチェーンの構築に向け、製造回数削減に取り組み始めました。これにより、北海道エリアにおけるオリジナルフレッシュフードの製造プロセスが見直され、より効率的で環境に優しい製造が実現することを目指しています。
新たな製造プロセスの導入
この取り組みでは、北海道エリアにおける製造回数を1日3回から2回に削減します。対象となる商品は、おにぎり、弁当、サンドイッチといった、非常に人気のあるフレッシュフードで、計約60アイテムが含まれます。これにより、製造効率を高めつつ、これまでの品質を保つことが可能になります。
利用するのは、産学連携によって開発された新技術です。この技術により、製造過程での衛生状態がさらに向上し、製品の鮮度や品質が保持されることが期待され、製造回数の削減が実現しました。
環境への配慮と効率化
セブン-イレブンは、北海道での製造効率が低く、長距離輸送が課題であることを踏まえ、今回の取り組みを全国に先駆けて実施しました。この新たな挑戦を通じて、製造効率、輸送効率の向上、フードロスの削減、さらにCO2排出量の削減といった、様々な社会的な課題に対する解決策が期待されます。
さらに、これまでもセブン-イレブンは、環境問題の変化に対応すべく、配送回数の削減やリードタイムの延長などの方法で物流の効率化に取り組んできました。今後も、持続可能なサプライチェーンの実現に向けた努力は続けられます。
具体的な改善策
今回の取り組みは、単に製造回数を減らすというだけでなく、営業活動全体にも広がる効果があります。新規商品の発注を1週間前に行うことで在庫管理を適正化し、納品がスムーズになるよう努めています。また、定時納品のルールを設け、納品時刻にとらわれない柔軟な対応をすることで、店舗側の荷待ち時間を短縮し、配送員の拘束時間を減少させています。
さらに、日配品の夜間納品便を集約することで、配送の効率も向上。週間を通じた製品の流通がより合理的に行われるようになり、多くの店舗で実績が上がっています。
このように、セブン-イレブンの新しい取り組みは、持続可能な社会を実現するための重要な一歩です。変わりゆく社会環境に合わせて進化する企業として、これからも私たちに必要な商品を、より良い形で提供し続けられることを期待しています。