碁石埼灯台で学ぶ地域の歴史と漁業の大切さを体験
2026年1月23日、岩手県大船渡市にある碁石埼灯台周辺で、末崎小学校3・4年生を対象とした体験型総合学習が行われました。このイベントは「碁石埼灯台✕郷土の偉人✕漁業の礎」をテーマにしており、地域の歴史と漁業の重要性を学ぶ貴重な機会として多くの児童が参加しました。
学びの瞬間
参加した37人の児童たちは、碁石埼灯台の歴史やその重要性について学ぶために、まずは碁石海岸レストハウスで行われた講話からスタート。釜石海上保安部の中村正幸さんが、灯台の役割や歴史について、オリジナルのパンフレットとワークシートを使って分かりやすく説明しました。子どもたちは真剣に耳を傾け、灯台の意義について理解を深めました。
その後、碁石インフォメーションセンターの村上航さんの案内で、ガイドウォークが行われました。この散策では、碁石海岸の自然や歴史について学び、特に灯台周辺の地形や伝説を通じて、地域の文化に触れる楽しい時間が過ごされました。子どもたちは、地元の伝承にまつわる「雷岩」や「乱暴谷」などについて知り、新しい発見に喜びの声を上げていました。
灯台の内部見学
次に、碁石埼灯台の内部見学が行われ、普段は見ることができない灯台の内部構造に戸惑いと驚きの表情を浮かべる児童たち。クイズ形式の説明も行われ、灯台が果たしてきた役割について楽しく学ぶ時間が設けられました。質問も活発に交わされ、児童たちの好奇心が満たされる素晴らしい瞬間となりました。
地元漁業の歴史に触れる
イベントの一環として、地元のわかめ漁師、吉田力男さんによる講話が行われました。彼は、大船渡の漁業の歴史や地域の先人たちの業績について熱く語り、児童たちは地域の誇りを感じる機会となりました。地元の偉人たちの苦労や努力を知ることができ、子どもたちの地元愛がさらに深まったことでしょう。
さらに、大船渡港湾口防波堤の記念碑では、有限会社近藤建設の代表取締役社長、近藤浩一さんから、漁業を支える防波堤の重要性について学びました。ここでも、地域社会における知恵や再開発の取り組みが紹介され、子どもたちは地域の発展に寄与することの大切さを実感しました。
結びに
今回の体験型総合学習を通じて、児童たちは碁石埼灯台や地域の漁業、そして先人たちの功績について深く学ぶことができました。ふるさとの海を理解し、誇りを持つことの重要性を再確認した一日となりました。この学びが、未来の地元の担い手となる子どもたちにとっての価値ある経験となることを願っています。地域の歴史を知ることは、自分たちのアイデンティティを育む大切な一歩です。