クリスマス・ワークショップで学ぶ英語とアップサイクル
名古屋市にあるアライブイングリッシュスクール千種校が、2025年11月24日に特別なイベントを行いました。その名も「Alive Chikusa -Christmas Workshop-」。このワークショップは、子どもたちが英語を学びながら環境問題について考える機会を提供することを目的としています。
イベントの詳細
ワークショップは、園児から小学生を対象にしており、参加者は合計30名でした。主な活動は、海岸に漂着した「シーグラス」を素材としたクリスマスオーナメントやランタンの制作です。このプロセスでは、子どもたちが兄弟や友達と協力し、クリエイティブな発想を自由に表現しました。初めに、「シーグラスって何?」という英語のクイズが出題され、海洋ゴミの問題を学ぶところからスタートしました。これにより、子どもたちは環境への理解を深めるとともに、知識と英語力を同時に養うことができました。
シーグラスのアート制作
参加者たちは、シーグラスを選び、自分のデザインを考えて作品を仕上げました。園児クラスではクリスマスツリー用のオーナメントを、小学生クラスではランタンを作成。制作過程には色の選び方や形の配置を工夫し、手を使ったアクティビティが多く含まれています。完成した作品を眺め、みんなで感動を分かち合う瞬間は、参加者たちにとって特別な思い出となりました。
点灯式の喜び
完成した作品がLEDライトに照らされると、シーグラスの間から温かい光がこぼれ出て、子どもたちの驚きと喜びの声が上がりました。自分たちの手で作り上げたものが、「ゴミ」だったものが「宝物」に変わる瞬間は、子どもたちにとっての自信につながり、自身の創造力を感じる瞬間となったことでしょう。
クリスマスドーナツでのひととき
制作がひと段落すると、子どもたちは特別なクリスマスドーナツを楽しみました。友達や外国人講師と一緒に、クリスマスの過ごし方やサンタさんにお願いすることについて話し、さらに楽しい時間を過ごしました。この時間は、笑顔とともに新たな絆が生まれる瞬間でもありました。
ワークショップの意味
アライブでは、「知る・考える・創る」という哲学に基づいて教育を行っています。今回のワークショップに込められた教育的な意義は、ネガティブな課題を「希望」に変えること、五感を刺激しモータースキルの向上を図ること、そして最新の教育研究の知見を取り入れることの3つです。これにより、子どもたちは自身のアイデアによって社会課題を解決できる力を身につけていきます。
未来に向けて
アライブイングリッシュスクール千種校は、地域の子どもたちに向けた学びの場を提供し続けることに取り組んでいます。「教育で、未来に豊かさを」というミッションのもと、SDGsやリーダーシップ、起業家精神などのテーマを通じて、グローバル社会で自立して活躍できる子どもたちを育成しています。これからも、カルチャーに根ざした多彩な取り組みを通じて、次世代を担うリーダーを育てていくことを目指しています。